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令和4年予算決算常任委員会 本文 2022-03-18

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  1. 小松島市議会 2022-03-18
    令和4年予算決算常任委員会 本文 2022-03-18


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2022年03月18日:令和4年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告省略-                       [農業委員会事務局より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で農業委員会事務局の説明は終わりました。  これより農業委員会事務局に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,農業委員会事務局に対する質疑を終結いたします。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午前10時03分]                        [再開 午前10時03分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  それでは,農林水産課から説明願います。                        [農林水産課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で農林水産課の説明は終わりました。
     これより農林水産課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  210ページの芝田多目的研修センターというの,これ,何で農林水産課に入っているのでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  本施設は,小松島市多目的研修集会施設設置条例第1条にありますが,農業者の連帯意識の強化を図り,魅力と活力ある農村環境づくりの研修の場を目的として建設されております。よって,本施設の所管としましては農林水産課がふさわしいものであると考えております。 ◎ 吉見委員  214ページ,10個目の県単独農業振興事業500万円。令和3年度は250万円だったのですけど,農山漁村未来創造事業というのですけど,令和3年度の事業は何でしょうか。令和4年度の事業は何でしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  予算額は5,000万円でございます。令和3年度の予算額は2,500万円でございます。  令和3年度の事業につきましては,当初予算を計上する段階では,農業者団体からのキュウリハウスの導入,ビニールハウス自動換気装置の設備の費用を想定しておりましたが,最終的に公募に至らず,導入には至りませんでした。ほかに何件か相談はあったものの,結果として事業申請までは至っておりませんので,決算見込額としてはゼロになっております。  令和4年度につきましては,先ほど御説明しましたとおり,2件の取組について県に申請する予定で,農業者団体県農業支援センター等と事業採択に向け協議を進めておるところでございます。 ◎ 吉見委員  215ページ,令和3年度は機構集積協力金400万円があり,これは,経営転換協力金となっていますけど,これは,どういうことでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  機構集積協力金は,農地中間管理事業を活用した圃場整備などの農地集積に対する交付をしておるものであり,令和4年度はその農地中間を活用した圃場整備の予定がございませんので,予算措置を行っておりません。 ◎ 吉見委員  216ページ,就農定住支援事業8万円となっています。令和3年度の実績はどうだったのでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  本事業はU・I・Jターンなどの就農定住に対する方に対して,地域に定着するまでの間,最大で2年間としておりますが,家賃の2分の1,月額2万円を上限に補助するものとなっております。今年度は実績がございませんでしたが,令和4年度はこの事業の活用につながるような新規就農者等の定住支援に努めてまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  217ページ。肉用素牛導入補助金,去年が45万円だったのに今年35万円になっていますけど,どうしてでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  先ほども説明しましたが,肉用素牛導入事業ブランド牛の阿波牛の素牛導入に係る経費の補助でございまして,昨今の導入数の減少に伴い補助金の見直しを行ったところでございます。減少に歯止めがかかるよう,農協の和牛部会と連携して支援してまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  219ページ。多面的機能支払交付金事業補助金,人件費1名が26万9,000円ですけど,これは,どういうことでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  多面的機能支払交付金事業の実施に向けては,各組織活動の実施状況の確認や現地調査,書類の審査・整理等の必要な事務作業がございますので,そのための事務補助として会計年度任用職員の報酬等の人件費を計上しているところでございます。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 津川委員  すみません,お聞きします。私,産業建設常任委員会に入っていないので,産業建設常任委員会のほうで出ていたら非常に申し訳ないんですが。  まず,すみません,質問の前の質問みたいな形になって申し訳ないんですが,今回の定例会議に出ている和解案の受諾についてという部分の,議案第29号,これ,すみません,予算で言うとどの部分になるか,教えてください。 ◯ 添木農林水産課長  220ページ,221ページにございます土地改良施設整備事業和田津開道路擁壁工事費580万3,000円でございます。 ◎ 津川委員  ありがとうございます。  これ,ごめんなさい,産業建設常任委員会のほうでもいろいろ出ていたら非常に申し訳ないんですけど,中身に関してはいろいろ文書で書いていただいているので,流れは分かりました。繰り返しの質問になっていたら非常に申し訳ないんですが,これ,工事の車両の進入路というのは,全体的に東のほうから入ってくるのも南のほうから入ってくるのも,全部,その辺を進入路として広げて使っていたのですか。 ◯ 添木農林水産課長  これにつきましては,東側から入る部分について仮設道路をしております。 ◎ 津川委員  そしたら,これ,境界を確定したというのは,民地との境界確定というのは右のほうの民地ですか。それとも,こっちの水路が通っている道も民地として,そことの境界の確定ですか。これってどことの確定ですか。 ◯ 添木農林水産課長  道路の設置箇所でございますが,豊浦町の工場の南側に排水路があり,排水路の隣接する南側の道路の部分でございます。原告の土地と隣接する道路上にコンクリート擁壁を設置する道路の改良工事となっております。                      (「もう一度言って」と言う者あり) ◯ 添木農林水産課長  豊浦町の工場の南側に,周りに排水路がありまして,その排水路に隣接する南側の道路の部分でございます。原告の土地に隣接する道路上にコンクリート擁壁を設置する道路の改良工事となっております。 ◎ 津川委員  そしたら,すみません。これ,左のほうの,ごめんなさい,今,私はファイルナンバー39の53ページを見ているんですけど,左側のほうの南から北に向いて抜けていく,落ちていく排水路沿いにある道との,これも,何か,境界確定されているのですかね。これ,コンクリートの擁壁をここにもつけるのですか。何か,こうされるのだったら,そっちからも車両が進入していたのかなというふうに感じたんですけど。 ◯ 添木農林水産課長  今回の工事につきましては,和解に関する部分の道路に関する部分についての工事になりますので,そこの部分のみの工事となっております。 ◎ 津川委員  道路として工事の当時,工事をするのに車両を進入するために使っていた道というのは,この図で言うと上の部分ですか。斜めに走っている上の,東から西のほうに向いて行く道の部分だけ使っていて,そこを埋めて掘って広げて,でも,元に戻っていないということで,そこを,境界をきちっと確定してコンクリートの擁壁を打つということですか。でも,何か,赤線を見たら,斜めに行って,下のほうにも行っているんですけど,その辺りは,どうですか。 ◯ 添木農林水産課長  その部分につきましては,原告と本市の道路部分について擁壁工事をするという形で,曲がったような形に沿ったような形になります。 ◎ 津川委員  これもう,和解案でこういうふうに出されている分になっているんですけど,これは,ごめんなさい,私,感覚的によく分からないんですけど。そもそも,この場所は関係のあった場所なんですかね,斜めになっている部分と,そこから下にストンと落ちている部分に関しては。当時,工事で広げました,戻しました,でも,ちょっとここが直っていないから,きっちり調査士入れて境界確定して,そこも,当時の工事にそこは使われていた部分ではないのですか,でもコンクリート擁壁をしますということなんですか。 ◯ 添木農林水産課長  仮設工事については,そこの所をしておりませんが,今回の和解について,原告と本市で協議と,裁判所から和解について頂いた内容でしておりますので,こちらの原告側に沿った分についての擁壁という形でしております。 ◎ 津川委員  私,こういうのは疎いのでよく分からないんですけど,当時,道路として使っていた部分だけを擁壁させてもろうてというか,いろいろそういうふうに,裁判というか,なっていますので,そこで市と原告Aさんとの間でして,その部分だけ擁壁,ここの東から西に向いて行った部分だけ擁壁すればいいのではないのですか。ごめんなさい。私,その辺はよく分からないですけど,こっちもついでにしてあげるから,それで和解しましょうというような話になるものなのか。私,詳しくないのでよく分からないんですけど,工事した所だけをすればいい話ではないのですか。 ◯ 添木農林水産課長  こちらの部分も,本市の土地と境界がありますので,そちらについても,土地の境界を明確にするという意味で,今回,そういう形で,縦の部分についても境界しております。 ◎ 津川委員  すみません,よく分かりません。 ◎ 池渕委員  産業建設常任委員会のときに,産業建設常任委員会の資料ではよく分からんよという話をして,このときに詳しく出してきなさいよという話で,私,理解しとんやけど。詳しいやつというのはないの,ここでは一切説明せんの。だから,またそういう話になると思うんやけどな。たしか,そういう記憶が残っとるんやけど,これに間違いございませんか。 ◯ 添木農林水産課長  今回,工事箇所について,タブレットファイルナンバー112の和田津開道路擁壁設置工事位置図として,位置図については送らせていただいております。 ◎ 池渕委員  産業建設常任委員会のときの資料だったら公図と一部水路と道路断面だけつけとったんやな。それで,次,写真を送ってきて,写真の丸ですと言ってくくっとんやけど,起終点も分からんし延長も分からんわな。道路幅員も分からん。だから,そういう説明がなかったら,だってね,500万円余り,これ,和解で上げていく話やから,取りあえず,予算立てするときの,どこぞ,都市整備課かなんかに頼んで1回線を引いてもろとるんでしょう。だから,その資料がなかったら,これは,我々はこれを聞かされても分からんよという話やから,ここは,詳しく説明をしていただかんと,全く。普通に道路工事しますという話とはまた違う案件やけんね。それで,そのような話を,多分,産業建設常任委員会のときにしたんやけど。どうですか。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午前10時33分]                        [再開 午前10時35分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◯ 添木農林水産課長  まず,タブレットファイルナンバー112の和田津開町擁壁工事の設置箇所を開いていただきまして,まず,場所から説明させていただきたいと思います。  その場所につきましては,豊浦町の工場に隣接する排水路と原告の土地の間の部分で,大きくは上の図面のとおりの位置で,下に小さく,詳細の位置として示させていただいております。  それで,タブレットファイルナンバーの39の令和4年3月定例会議参考資料の53ページをお願いいたします。  先ほど,津川委員のほうから御指摘がございましたような形で,工事のほうを,今回,和解案するコンクリート壁がこのような形で,東からの部分と南の部分で折れ曲がったような形で工事するような形となっております。仮設道路でございますけども,進入路は東のほうから進入しておりますが,恐らく,こちらの西から南に下りていく方についても,恐らく,かかっていた部分があるというふうでございます。  次のページ,54ページを御覧ください。詳細な位置というか,そちらを断面にしたものがこちらになりまして,排水路につきましては3.1メートルほどありまして,その南側に,道がこちらも3メートル弱ですが,ございます。こちらと土地境界線に基づいて,今回の道路擁壁をコンクリート擁壁として30センチ幅,16擁壁として設置するものでございます。 ◎ 津川委員  私が聞いているのは南北の所のことなんです,主に,先ほどから聞いているのは。今,恐らく工事のときに使ったみたいな感じの,恐らくという対応をされていましたけど,使っていたんですか。ここは,その分,そこも,土地の境界が,土を戻して掘って,何かそういう,何かあった所なんですか。あって測量してやるんだったら分かるんですけど,なかったんだったら,言い方悪いですけど,もうこっちもやってくれって言われて,では,もうついでにやりますわという話にしか見えないですからね。さっき,東から西に来た所が工事のときに使いましたという道路です。南北に関しては市の土地との境界をはっきりするためにという言い方だったので,あくまで,南北に関しては工事で使ったとはおっしゃっていなかったのでね,お聞きしているんです。 ◯ 添木農林水産課長  こちらについても,排水路工事として使っているということでございます。 ◎ 津川委員  ちなみに,すみません,私,図面も素人なもので,口頭で教えてください。ぱっと見て分からないんですけど。現在,田んぼとして利用している土地と,軽トラとか農業用の機械が通るような道があるじゃないですか,東から西に来たり,南北とか,赤の部分ですよね。現在残っている道幅と,境界確定して変わる幅ってどれぐらいですか,ちなみに。 ◯ 添木農林水産課長  ほぼ,今の土地の現況のとおりの幅でございます。 ◎ 津川委員  そしたら,それは,今の道幅どおりの所に,結局,そこに擁壁をするような形で,東西に関しても南北に関しても擁壁をするような形であるんですけど,それ,過去の資料を見ていたら,原告さんとの間で,これ,元に戻っていないという話の中で,調べて,違うよねということで,これ,進められて,結局,一緒ということですか。 ◯ 添木農林水産課長  現況の,ほぼ,一部は折れ曲ったりする所はありますけども,ほぼ同じ現況のとおりの所での擁壁工事でございます。 ◎ 津川委員  取りあえず,状況は分かりました。  これは,ついでなのでお聞きしたいんですけど,東から入ってくる所って,まだこっちの東って,南北に,あれ,市道ですかね。走っているじゃないですか,赤石和田島線から建具屋さんのほうをずっと通って向こうに抜けていくね,港のほうに抜けて行く道。これ,地図を見ていたら,ここは,原告さんの土地の右側に,もう1個,田んぼがあると思うんです。こちらのほうの境界とかは,それは大丈夫なんですか。そっちも,当時,道路で埋めて戻しているような所ですかね。 ◯ 添木農林水産課長  そちらの方については,当時に埋め戻ししておりまして,そちらから,それから異議申立て等はございません。
    ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 池渕委員  今の話で,これ,予算つけましたけど,同様趣旨の話があった場合は,全てコンクリート擁壁をするという,和解案で出てきたんでしょうけど,こういう事例を作って,多分,たくさんあると思うんです。それは,そういう,行くという方針を固めたということで理解してよろしいんですね。 ◯ 添木農林水産課長  和解案で,今回の場合については,原告と本市により,現時点の提出した書類と弁論に基づき,裁判官より早期解決に向けて提案いただいたものでございまして,もし提案があり,それが妥当とありましたら,そういう形で和解の案について受諾するものというふうに考えております。 ◎ 池渕委員  簡単な話,民の境界が決まって官との境界が確定できたら,特段,今の田面と道路の高さからしたら,それほどの擁壁を入れる必要があるかどうかという判断,ここは,難しいとこと思うんですけど。今回,こういう事例を受けてね,他でも,例えば,境界の確定がなかなか,いやいや,こっちじゃあっちじゃという話はたくさんあると思うんやけど,そういう形でこういう経緯をたどって行ければ,農林水産課としては,道路擁壁を,農道用の擁壁をするという考え方で構いませんか。 ◯ 添木農林水産課長  訴訟の事案によりまして検討していくものと考えております。 ◎ 池渕委員  同様趣旨のものであれば,特段,だって,また訴状を上げる必要がなくてもやね,そういう見解を市が示せば,道路擁壁,並びに農道用の擁壁をするということになるじゃないですか。ねえ。だから,それで構いませんかって,構いませんと言うてくれたらそれでいいんですけど,いかがですか。 ◯ 茨木産業振興部長  池渕委員の御質問でございますが,今回の件でございますけれども,特に裁判を提起されまして,原告のほうから,経緯としまして,平成26年になりまして,今回,本件の土地の原状回復,そして返還を求めてきたということでございまして,仮設道路の終了から,この時点で既に10年以上経過をしておりまして,その時点では,本市において,本件土地の原状回復等について既にしておるというような認識でおりました。  さらに,原状回復について調査をしたところ,産業建設常任委員会で説明したように,当初,仮設道路を2段階に分けて,本件土地に係る盛土を撤去したというふうに認識しておりまして,このような要因が問題を複雑化したものの原因の1つと考えております。  今回,本市において裁判所の和解案が出されまして,その中で,そのような紛争が起こらないようにコンクリートの擁壁を設置して,原告がそういった主張をしないというようなことを裁判所のほうから和解案というようなことが出てきましたので,今回に関しましては,そういった紛争を解決する上で必要な措置というふうに考えております。  その当時に,地元の協議会の方々から,道路が狭いということで残してほしいというような要望のときに,きっちりと,そういうような書類等を残しておれば,後々トラブルにならなかったであろうというふうに思いますので,そういったことがないように進めていきたいというふうに思っておりまして,今回については,こういうふうな,裁判所から和解案が出て,早期に問題を解決すべく,今回についてはそういった対応をしてまいりたいというふうに考えておる次第でございます。よろしくお願いします。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 四宮委員  先ほどの吉見委員からの質問に関連してですけど,先ほどの芝田の多目的研修センターの指定管理の委託料が,農林水産課が所管しとるというのは説明を聞いて分かったんですけど。金額が,吉見委員から頂いている資料の中では,令和3年度が60万円,令和2年度が60万円で今年が105万円ですかね。この増減の理由って分かりますか。 ◯ 添木農林水産課長  令和3年度におきましては,管理料60万円という形で計上しております。光熱水費については,管理料とは別に,市のほうから支払いをしていたという形でございますけども,指定管理費という形で光熱水費も含めた上で事業者のほうにお渡しして,60万円プラス45万円を委託料として計上するという形で計上しております。 ◎ 四宮委員  私がお聞きしたかったのは,指定管理料の中に建物の整備とかそういう分は入っていないんですね。 ◯ 添木農林水産課長  建物整備までは入っておりません。軽微な消耗品であるとか,そういうものは,管理料に入っていますけども,建物自体の管理については農林水産課のほうでするというふうな認識を思っております。 ◎ 四宮委員  施設のほうの敷地内に,去年,御相談させていただいて対応していただいたんですけど。遊具があるんですよね,あの敷地内の中の庭というか,そこにブランコがあったんかな,それと,鉄棒とかがあったんですけど。それが,鉄棒がぐらぐらしているというのを地元の方からお聞きして,すぐ,危ないということで撤去していただいたんですけど。あそこの場所をお聞きしたら,小学校だけでなくて小・中学校の子までが,たまり場というか,地域にそういう公園的なものがないので,そこにたくさんの方が遊びに来とるらしいのですよね。だから,そういう意味で,撤去していただいたのはいいんですけど,その後の整備についてはどんなお考えですか。 ◯ 添木農林水産課長  遊具については,委員御指摘のとおり,ぐらぐらしていた部分について,危険性がありますので対応はさせていただいたのですけども,ただ,設置したのが,市で設置しているというところで管理とかはありませんので,恐らく,地域の協議会のほうで設置したのではないかなというふうには考えております。施設自体,建物自体の整備については市のほうでするという形ではございますが,そちらについては協議会のほうでしていただく形になるかなというふうに考えております。 ◎ 四宮委員  その件について,地元の佐野委員さんもいますけど,地元の協議会とか委員さんも入られていろんな要望をされておるみたいですけど,ぜひ,特に,これ,今,喫緊の課題の子育て支援とかいう部分で,子どもさんがそういう場というのがね,特にコロナ禍の下では必要だと思うので,そこら辺を,何だったら,全く,児童福祉とかのほうとは関係ないんですよね,建物の中のことは。そこを何とか考えていただきたいと要望していきたいと思うんですけど,いかがですか。 ◯ 茨木産業振興部長  委員さんのほうから御指摘ありました遊具ですね,これ,地元のほうからも,そういう老朽化して危ない,危険な状況なので,また新たに設置してほしいというような御要望を頂きました。そういう中で,今,所管しているのは芝田多目的研修センター農林水産課なんですけれども,従来あった遊具でございますので,どういった経緯かを改めて検証して,どういうふうにしたらいいかということを,他の部局ともまた調整をしていきたいなというふうに思っております。今すぐに,こうしますということは言えないのですけれども,御要望は承っておりますので,しっかり検証していきたいというふうに思います。 ◎ 吉見委員  今,45万円の増のやつは電気代と水道代というように言われましたけど,令和3年の予算を見ましたら,電気代が29万7,000円で水道代が4万3,000円で34万円しかないんですけど,これ,11万円も上げるんですか。 ◯ 添木農林水産課長  光熱水費として35万7,290円,浄化槽法定保守点検料が7万710円,消防点検費2万2,000円の合計で45万円という形になっております。 ◎ 松下委員  1点だけ教えてください。当初予算の鳥獣被害防止事業で,前回から減額しているのって,これ,たしか,何かいきさつがあって,繰越しがあるとかないとかで減額されたのかなという記憶があるんですけど,これを置いておいて,鳥獣被害防止事業という事業自体,市で,この予算ないし手法で満足の行くようなことができているのか,お伺いしたいです。 ◯ 添木農林水産課長  先ほど説明させていただいたところでございますが,小松島市有害鳥獣捕獲対策協議会に補助をしておりまして,その中から,捕獲,駆除については小松島市猟友会へ委託して捕獲を行っております。ただ,それだけでなかなか対応ができないので,国の鳥獣被害防止総合対策交付金を活用した被害防止柵なども周知しながら,ただ,これについては,全てができるわけでなくて要件がございますので,その要件を,御要望に応じて要件を課して対策交付金を活用するような形を考えております。  それと,プラスして,多面的機能対策発揮事業という別メニューがございますけども,そちらは,土地改良区を主にした活動組織でしておりまして,そのエリア内であれば,そういう被害の防止柵のほうも補助対象になっておりますので,今年度につきましては,そういう地区でございますが,そこの地区で多面的機能交付金を活用して柵をしたり,実績もございます。 ◎ 松下委員  昨今,よく聞くことだと思うんですけど,その中で費用対効果ではないんですけど,しっかりそういった取組も踏まえてやっていただきたいなと思います。  あと1点ですけど,これも,当初予算の6次産業化事業,前年度が350万円ですか,本年度が100万円,250万円の減で,歳入のところで国からの補助ないし国の歳入があったんですけど,それがなくなっている分だけで単純に100万円にしているという認識でよろしいですか。 ◯ 添木農林水産課長  令和4年,国庫補助金でありました食料産業・6次産業化推進交付金の活用をしておりましたが,今後につきましては,交付金のほうがなくなるという形で,今回,250万円の減となっております。 ◎ 松下委員  国のほうのがなくなったというところで,市のほうは,単純,今まで出して単費の金額どおり計上したということですけど,特に今まで国の補助があったからというところでそれだけ大きい350万円の規模だったと思うんですけど,100万円に減っても特に問題はないんですか。事業を形成して進めていくに当たって,もともとのそれだけのキャパがあった中,一気にそれだけ減ると,何かどうなのかなと思うんですけど。 ◯ 添木農林水産課長  国の事業につきましては,インターンシップ研修という形で,6次産業化の開発とかをするに当たって研修活動として250万円を計上しておりまして,100万円につきましては,先ほども説明したんですけども,市の単費で1件25万円の4件分という形で今後も続けていくということで整理させていただいております。 ◎ 松下委員  最近,昨今,6次産業化6次産業化と言われる中,一気に予算が落ちていく中,25万円で今までそれは従来と変わりませんよというところだとは思うんですけど,もう少し推進していくのであれば,こういったところも厚くしていく必要があるのかなと思うんですけど,原課としては,特にそういった考えはなく,これで予算を要求して計上したという認識でよろしいですか。 ◯ 添木農林水産課長  そうですね。6次産業化に向けて事業を進めていかなければならないというふうには考えておりますけども,今後におきましても,国のほうから6次産業化の支援,先ほどの事業がなくなった分に代わるような事業,農山漁村発イノベーション事業というようなのが打ち出されておりますので,そういった事業についても活用できるように検討してまいりたいと考えております。 ◎ 松下委員  多分,いきなり国のほうもこれだけ言われる中で一気に,今までと一緒のメニューはなくなったのでしょうけど,恐らく一気になくなるということはないと思うんですね,該当するような類似に使えるような事業というのはあると思うので。また,見定めて,途中からでもやっていただきたいと思います。終わります。 ◎ 池渕委員  ファイルナンバー54ですね,改善書の中の9ページ,農村地域防災減災事業。これ,最後の2行,現在,徳島県において県内のため池の劣化状況を調査中であり,今後の防災工事等における推進計画の見直しを進めているとあるんですけど。これ,県が全部の劣化状況を,県内全て,うちの小松島市のため池も調査してくれるんですか,これ。 ◯ 添木農林水産課長  県内のため池について県が現在調査しております。 ◎ 池渕委員  じゃあ,劣化して,ここを修繕せないかんというときは,これ,県がしてくれるの。 ◯ 添木農林水産課長  今後,県営となるか市の事業となるかという形で県と協議しながら,必要があれば進めていきたいと考えております。 ◎ 池渕委員  それはないだろう。では,どっちのため池か分からんのに県と協議しもって直すやいうことはあり得るんえ。そもそも,すみ分けされていないんですか。市がやるべきことでないの。私はそう認識しとったんやけど,では,県がやってくれる可能性はあるということですか,これは。 ◯ 添木農林水産課長  ため池は,まだ,県がするか市がするかについて協議している最中でございます。 ◎ 池渕委員  確かに,農水で取っとる所の,例えば,天王谷かな,天王谷でなかったんかいな。奥は,昔,県がした,佐野委員はおらんか,おるな。あれ,どこだったんで。あったと思うんよね,たしか。あったと思うんです。劣化中の調査中って,これは,小松島市に対して調査しました,成果こうでしたというのはいつ出てくるのですか。 ◯ 添木農林水産課長  調査しておりまして,計画見直しを次年度,令和4年にかけて見直していくというふうに聞いております。ただ,調査の中で,早急に,もう,すぐにかからないかん所を先に抽出して,その後,順序立ててしていくという形で聞いております。 ◎ 池渕委員  把握しとる範囲で結構ですけど,小松島市内で,今把握している中で急ぎでしなければならないため池というのは,優先順位をつけたらどこがあるのですか。 ◯ 添木農林水産課長  今,調査中でございますので,優先順位でつければ,下に達したというか,下流域に集落があるとかそういう形になるかなと思いますけども,まだ調査中でございますので,それが出来て推進計画についての見直しに応じて順序が出ていくのかなというふうに考えております。 ◎ 池渕委員  次回の機会でも結構なので,数とか,どこのため池がどう悪いとかいう情報が入ったら,また,委員会でお知らせをいただけたらなあと。産業建設常任委員会かこちらか,予算つけたらこちらでしょうけど,それをお願いしておきたいと思います。終わります。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 杉本委員  先ほど松下委員が言ったのに関連するのですが,40番の210ページ,鳥獣の被害のことですが,この報告を先ほど聞いておりましたら,鳥獣防止事業であって,内容を聞きますと,捕獲事業に名前を変えてもいいぐらいの,私,報告でないかなと思うんですが,若干,柵などの話も出ておりましたが。これを見ますと,協議会の補助金ということでほとんどお金が支払われておるような状態ですが。  私,昨年,一般質問でもお話しさせていただいたと思うんですが,この事業は,このまましていったらいつまでたっても繰り返しで終わらない事業だと思いますよ。ですから,もう少し根本的な方針を考えてやるべきでないかということを質問でも申し上げてありましたが,毎年このとおり同じです。これでは,いつまでたっても,鳥,獣などを捕るだけの話であって,柵をするだけ。基本的な,もう少し解決できるような,本当に防止できるような方向でないと,捕獲事業と間違えられるような内容ですね。そこらの考え方は,今後,どのように考えていますか。昨年も言うてありましたが,全然,今回,報告も何もありませんが。 ◯ 添木農林水産課長  鳥獣被害対策につきましては,農林水産課といたしましては,農作物の被害防止という観点でしておりまして,農作物の被害に応じて,それに応じた対策という形で,わなの設置であったりとか,おりの設置,柵の設置などについて継続しているところでございます。  今後につきましても,農作物の被害防止に向けて推進していきたいというふうに考えております。 ◎ 杉本委員  今言ったような感覚で本当に防止できるのですか。防止するための対策ですか,これ,本当に。私,先ほど言ったように,これ,捕獲の部門が重点的にされた事業であって,防止でないんじゃないですか。そのためには,もう少し違う方針なり考え方を持って取り組まないと,これは,何十年たっても同じと違いますか。 ◯ 茨木産業振興部長  委員さんの御意見でございますけれども,鳥獣被害,なかなか被害を軽減するのが非常に難しいところでございます。本市としましては,捕獲対策事業,この事業でもちまして,まずは捕獲おりでイノシシ等からの被害を防止するということでございますが,そのほかにも,若干,課長のほうが触れましたけれども,多面的機能支払交付金,こういった農林の別の事業予算でもちまして,侵入防止柵,こういったものを農地の周りに張り巡らせて地域全体を鳥獣被害から守る事業,そして,また,今,田野地区等でもこういった大きな圃場整備を進めていく中で,そういった侵入防止柵をエリア全体で設置して守っていくような事業も併せて取り組んでいきたいというふうに考えておりまして,なかなか,根本的に解決するということになれば,里山の再生ということで,今,特に,里山の環境が非常に,耕作放棄地とか人手が入らないというようなことで鳥獣のすみかになっているということが,非常に,県内,全国的にも問題になっております。そういうところをこれから抜本的に解決していかざるを得ないかなと。そこでは,すぐに効果が出るというのはなかなか,人家といいますか,民家もありますので,一斉に駆除といいますか,そういうのも非常に難しい状況ではございますが,地道に,そのあたりは,地元の方々と連携しまして,いろんな事業を組合せながら進めていかざるを得ないかなというふうに思っておりますので,どうか御理解いただけたらと思います。 ◎ 杉本委員  部長のお話ですけれども,これは,市だけ単独で取り組んだだけではなかなか難しいかなと思います。全国的にこういう問題はありますし,それは,国の1つの予算の中で組まないと解決は難しいのではないかと私も思っております。しかし,いつまでたってもこの部門はずっと同じですからね。だから,そこらのあたりが,今後どのように考えていくかということが本当に大変なことなんですよ。動物にしても鳥にしてもみんな生命があります。しかし,人間は勝手なんですよね。その場所をなくして,そして,人間の所に住んできたら捕獲する,こういう状態ですからね。このままでは,いろんな方策を立てても今の状態であれば私は同じだと思うんですよ。ですから,そういうふうに,鳥や動物がなぜそのように人間の所まで荒らしに来るか,田畑をどうこうするかということを根本的に考えて,そういう,動物,鳥に対しての,どういう保護が必要かということも考えないと,これは,いつまでたったって,私,同じと思いますよ。そういうことで,この話は長くしても済む話ではありませんので,そういうことを,今後,念頭に置いて考えていただきたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  すみません。忘れていました。223ページの海面環境保全推進事業というのが,海洋ごみの回収が173万2,000円。これ,去年より3万5,000円,去年でなしにおととしですね,3万5,000円減っているんです。海洋ごみ処理業務委託料が79万2,000円。2年前より2万4,000円減っているんですよね。どうしてでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長
     海面環境保全推進事業につきましては,漁場の堆積ごみの除去に係る事業でございまして,小松島漁協,和田島漁協の地区において隔年において実施しており,令和4年度につきましては,小松島漁協周辺の海域での予定をしております。委員おっしゃいますとおり,令和2年に小松島漁協がしておりまして,委託料について減少している理由ということでございますけれども,予算額の積算は作業船の借り上げ船数により算出しており,小松島漁協の作業船の数が27船から26船に減少したことによるものでございます。 ◎ 吉見委員  223ページ,金融対策事業,漁業近代化資金利子補給で14万5,000円,令和3年が18万4,000円。3万9,000円減っているんですけど,これは,利用がないからでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  これは,近代化利子補給制度で,漁業者が設備を整備する際に借り入れる利子分について補給するものでございます。予算額については,近代化資金借入れの実績等により積算しております。漁業近代化資金については,コロナ禍等の厳しい経営状況の下,借り控えが影響し申請件数が減少しているものと推測されますが,本課においては制度PRを継続的に行ってまいりたいと考えておりますので,御理解くださいますよう,お願いいたします。 ◎ 吉見委員  最後,ちょっと分からなかった。 ◯ 添木農林水産課長  本課においては,制度のPRを継続的に行ってまいりたいと考えておりますので,御理解,御協力のほどよろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  PRが足らんかったから,利用率が下がったから,これからちゃんとPRするということですか。 ◯ 添木農林水産課長  先ほど言いましたとおり,コロナ禍の影響で借り控えが影響しているものと考えておりますが,本課においては制度のPRを継続的に行いたいと考えております。 ◎ 吉見委員  同じく223ページの水産振興費負担金・補助金が143万円から,去年が193万円,令和2年が315万円というふうに,50万円から172万円ぐらいずっと減っていっているんですけど,どうしてでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  漁業後継者育成対策事業補助金につきましては,漁業の後継者の人材を育成する取組を支援し漁業振興するために実施しております。各漁協からの事業要望に応じ積算しておりますので,事業要望が少なかったというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  僕は,その上を言うたんですけど,後継者育成対策事業が,要望が少なかったということですね。その上の水産振興費の負担金が50万円から172万円ぐらい減っているのはどうしてでしょうか。  すみません,間違えました。今の回答で合っています。ということは,要望が少なかったというのは,金融対策のようにPRが少なかった,それとも,コロナの影響で少なかったということでしょうか。 ◯ 添木農林水産課長  現状,コロナと,活動が難しい状況でありますけども,後継者の育成への取組支援については,漁業協同組合などと知恵を出しながら協議して,今後,多くの漁業振興につながるように事業を進めてまいりたいと考えております。 ◎ 井村委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,農林水産課に対する質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午前11時16分]                        [再開 午前11時30分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  次に,商工観光課から説明願います。                        [商工観光課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で商工観光課の説明は終わりました。  これより商工観光課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  説明聞いたかも分からんのですけど,もう1回,言ってください。226ページ,12番の委託料,地域事業者継続支援業務委託料が792万円,令和3年度が1,086万円,294万円減ですけど,どうしてでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  地域事業者継続支援業務,この事業につきましては,交付金を活用してコロナ禍の影響を受けた事業者支援として,相談窓口の設置ですとか企業訪問,これらを行う事業でございますが,この事業の中で,事業者応援チラシ,これを作成したり,これ,15の事業者さんが3回作成したりするのですが,それとか,新聞折り込み等の経費,これらの減が事業費減額の主な要因となってございます。 ◎ 吉見委員  227ページ,産業振興協会運営補助金は340万円,増減なしですけど,小松島市産業振興協会のホームページを見ると,役員名簿が前のとおりになっています。令和2年7月22日から更新していないんですからね。収支事業報告も見当たりません。小松島市のホームページに詳しく掲載されている,ごめんなさい,取り消します。理事会が開けていないのではないでしょうか。予算決算も承認がない。報告の義務が果たせていないのではないでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  この事業の令和2年度の決算に関しては,令和3年5月24日に理事会が開催されておりまして承認されたというふうに聞いてございます。先ほどお話もあったように,ホームページの更新等ができていないという状況でございますので,こちらにつきましては,私どものほうでも早急に改善するように伝えたいというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  聞いたところによると,これ,ビルの管理が主な仕事というふうになっているのですけど,それでも,産業振興協会というのが産業を振興するというのですから,ホームページで見ると,こういう企業があるというのを書いてあるだけで何も振興ができていないように思うんですけど,主な事業はビルの管理だけですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  こちら,主な事業としては,おっしゃるように,総合コミュニティーセンターの管理運営を行って,事業者ですとか地域住民,諸団体に対して研修の場として提供したりとか,ホームページで焼きちくわや和田島ちりめんなどの特産品ですとか工業品などを紹介して地場の物産品の普及促進を図っているということでございます。また,商工会議所と共催で年金保険相談会ですとか個別の労働相談会,こういったセミナー等も実施をしているというような報告を受けてございます。 ◎ 吉見委員  それは,商工会議所がする仕事でないのですか。振興協会とどういうすみ分けをしとるのでしょうか。商工会議所のほうは,たしか240万円だったと思うんですけど,そうではないのでしょうか,幾らでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  商工会議所の運営費の補助金につきましては,年25万円を計上してございます。役割でございますけども,私どものほうに報告を受けておりますのは,もちろん,商工会議所と共催してこういったセミナー等の開催もしておるというようなところでございます。 ◎ 吉見委員  ビルの管理にこれ,幾ら要るのでしょうか。決算書を見たんでしょう。それで確認して,ちゃんとやっとるでしょう。340万円のうち,ビルの管理に幾ら要るのでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  明確にビルの管理で幾らというところまでは,今,手元に資料がないのですけども,この事業で,市のほうで340万円,これ,補助金を拠出してございまして,その他の収入を合わせますと,事業費としては800万円程度ございます。その中で,先ほど申した様々な事業を実施しているというような状況でございます。 ◎ 吉見委員  僕が聞いたとこでは,ビルの管理が主だというふうに聞いたのですけど,800万円あるんですか。あるということは,ほかの事業もやっているというふうに,今,説明ありましたけど,あのホームページを見ると,そういうふうな,このホームページを見たからその商品を買いに行こうとかそこへ行こうとかということを私は思わないんですけど,幾らの相談があったとか,そんなん,分かりますか。 ◯ 寺橋商工観光課長  そこまでの報告はございません。事業報告としてこういうふうな事業をしたということで,先ほど申した相談会ですとか様々なセミナー,それから,会館のロビーでロビー展という形で製品の展示等を実施してそういった周知啓発に務めたというような報告があったという状況でございます。 ◎ 吉見委員  340万円も出して800万円もの予算があって事業をやっているのですから,そういう相談件数とか,そういうのをちゃんと確認して,もっとやれよとか,ようやっているなとかということをするべきと思うんですけど,いかがですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  今,御提言いただいたことを受け止めて,また,市として様々な指導に努めていきたいと。指導というのが適切かどうか分からないですけど,あくまでも,補助金を出す側として,補助金等の規則に基づいて必要な監査,指導等はやっていきたいというふうに思っております。 ◎ 吉見委員  決算書を令和3年5月にしたというのですけど,僕,記憶ないんです。申し訳ない。1回,それを見せていただけるのでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  こちらのほうの決算というか,収支報告等につきましても,早速,向こうの法人のほうに指導いたしまして,ホームページの更新,そちらのほうに掲載をするというようにも伝えたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  よろしくお願いします。  230ページ,雇用創出事業1,484万円で,令和3年度が1,789万円で305万円減ですけど,委託料が124万円増で人材交流が330万円減ですけど,これは,どうしてでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  雇用創出事業でございます。委託料としては142万円増ということで,これ,昨年度に実施をいたしております企業動画撮影,こういった事業を実施しておりますが,ここに,先ほど若干説明もしましたが,人材交流事業のほうで実施をしておりました働き方支援センターの運営などをこちらに統合したこと,それから,企業誘致の予算などを精査の上で少し減額したということなどが主な要因でございます。 ◎ 吉見委員  人材交流のほうを雇用のほうに持っていったということですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  そのとおりでございまして,人材交流事業,こちらのほうで,先ほど,働き方支援センターの運営等をこの事業でやっておったのですが,こちらを雇用創出事業のほうに含めて実施をすることにしたということでございます。 ◎ 吉見委員  それでも,330万円減で124万円増だったら計算が合わないのと違いますの。 ◯ 寺橋商工観光課長  これも,先ほども説明いたしましたが,令和3年度に実施をした企業動画等,こちらの事業の減ですとか企業誘致の予算の減,これらを含めますと,結果として124万円の増となったということでございます。 ◎ 吉見委員  18番の負担金,新規雇用創出奨励金が100万円で,令和3年度が240万円,情報通信関連事業立地促進補助金が200万円で,令和2年度も令和3年度も同じ。これは,どういうことでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  まず,新規雇用創出奨励金100万円,こちらは減になってございますが,こちらについては,実績等を考慮して令和3年度より減額をしたというものでございまして,ちなみに,令和3年度の想定ですと3名分で60万円の実績となる見込みでございます。  その下の情報通信関連事業立地促進補助金,こちらのほうはそのままの予算ということで,ちなみに,令和3年度の進捗状況を申しますと,今の想定では決算が100万円になる見込みということでございます。 ◎ 吉見委員  予算を200万円つけているのに100万円になるということは,減る原因はどんなんでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  この事業は,内容としては,市外に所在をいたします情報通信関連の事業者が小松島市内に事業所を開設する場合に,施設の改修に伴う経費の2分の1ですとか,市民を新規雇用した場合の純増分について補助を行うというものでございますので,これはやはり,年によって大きなばらつきがございます。先ほど申した,事業所の開設費用等についても,上限が200万円となってございますので,200万円を予算として計上させていただいておるということでございます。 ◎ 吉見委員  233ページの観光イベント委託料,マイクロツーリズム事業,体験型のやつをやるというのですけど,これ,240万円はえらい金額ですけど,予定は,どんなことをするとかいうのはあるんでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  マイクロツーリズム事業は,コロナ禍を踏まえて,県外から人を呼ぶというのではなくて,市民を初め,県内在住の方を対象として,本市で造成してきております体験型観光などのツアーを行うというような事業でございます。 ◎ 吉見委員  これ,委託やから業者に委託するんですね。今,業者は何件ぐらいあるのでしょうか。1社しかないのでしょうか。どんなんでしょうか。
    ◯ 寺橋商工観光課長  今の想定では旅行会社のほうに委託をすることになろうかというふうには考えております。 ◎ 吉見委員  旅行会社はようけありますけど,みんな,こんなのをやっとるんですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  こういった,私どものほうでこういうことをするということで,ここに参画をいただける旅行会社を募集するということになろうかと思います。 ◎ 吉見委員  そしたら,プロポーザル方式でやるということですか,募集するということですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  今の想定では,入札で,登録業者による指名競争入札ということを考えております。 ◎ 吉見委員  いやいや,入札は分かるのですけど,それで決めよるというのは分かるんだけど,プロポーザル方式の入札ですか,それとも,どんなんでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  今のところは,プロポーザルではなくて指名競争入札ということで考えております。 ◎ 吉見委員  これだったら,安いところへぼーんと行ってもうて,どないもならんのと違いますの。何ぼか,こういうことがありますよと言うてからやらんとよ。では,100万円で行くわと言うたら,それでしまいになるのと違いますの。何するや分からんのに,そんなん,入札でぼんといくのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  このツアーの企画案等については本課のほうで計画をいたします。その計画案を基に,事業者,旅行会社等を対象として入札をするというように考えております。 ◎ 吉見委員  それでは,例えば,AからBへ行くと言っても,その土地に何かあるとか何かないとか,そういうのが全然分からなんだらあかんと思うんですけどね。もう1回,検討してみてください。  次,進みます。  弁天山公園機能回復業務というのですけど,これ,3年ぐらい前に行ったら,全然荒れて,どうもこうもならんのですよね。だから,これ,どないかしたほうがいいんじゃないかなと思ったんですけど,100万円の予算をつけているんですけど,どのように回復するかというのは,計画は何かあるのでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  弁天山公園機能回復業務ですが,こちらは,先の予算反映等改善書でも少し触れてございますけども,本市の観光拠点の整備を目的として弁天山公園周辺の整備を行うというもので,先ほど委員からもお話もあったように,樹木が生い茂っていたりというのもございますので,現時点での想定ではそういった樹木の剪定ですとか草刈り,そういったことをして,あくまでも,観光地としての機能回復を目指すということでございます。  この公園につきましては,小松島市の観光ボランティアガイド協力会さんのほうでもウオーキングツアーなどの観光拠点としてございますので,そういったことも含めて,あくまでも観光地として,もう少し,訪れてくれた人を不快にさせないような観光地として機能の回復を図りたいということで,このたび,事業化したものでございます。 ◎ 吉見委員  具体的に剪定と草刈りと言いますけど,観光地であれば排泄物があるのだからトイレが一番大事と思うんですよね。今の所では,僕だったらやるけど,ほかの若い人は絶対やらんでよ。そういうことをやらんと,草刈りとか剪定しただけでは駄目とは思うんですけど,いかがですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  今のところは樹木の剪定ですとか草刈りというのを考えておるのですが,その中でも,今,委員から御指摘のあったように,トイレ,若干離れた所にあって,そちらは我々で管理しておるんですが,そういったトイレですとか,その他,例えば,看板ですとか,そういったことも含めて,この事業の中でどういったことをやるのか,再度,検討して具体的にどういうふうな事業をしていくと一番効果的なのかということを改めて検討しながら事業を進めていきたいというふうに思っております。 ◎ 吉見委員  教えてください。トイレというのは,お寺の前にあるトイレと,もう一丁,別にあるトイレでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  私どもが考えておりますのは,恩山寺奥の院の少し南側にあるトイレでございます。 ◎ 吉見委員  あれは,市が管理しているトイレですか。それは,全然駄目ですわ。きれいにやってください。終わります。 ◎ 井村委員長  午後1時まで小休いたします。                        [休憩 午後 0時00分]                        [再開 午後 1時00分] ◎ 井村委員長  午前に引き続き会議を開きます。  商工観光課に対する質疑はございませんか。 ◎ 佐藤委員  タブレットナンバー40の251ページ,徳島小松島港本港地区みなとにぎわい創出計画策定業務委託料,2,300万円となっているのですが,通常の計画よりすごく金額が大きいんですが,この点について,エリアが広いからとか,計画以外の何か委託されるものがあるのかについてお伺いします。 ◯ 寺橋商工観光課長  ただいま,委員が若干おっしゃっていただいたんですが,今回,私ども所管の,小松島みなと交流センターkocoloの使い方でというので,まち・ひと・しごと創生総合戦略の提案をしておったのですが,それは,あくまでも,小松島みなと交流センターkocoloだけなんですけども,今回,本港地区活性化事業として,他の課でも,当然,それこそ,ステーションパークですとか図書館,そこらも一体的な扱い方をというような提案もございました。そこらをひっくるめて,各課ばらばらで動くというのではなくて,1つの大きな指針といいますか,方向性をまずは示すと。同じ方向をもって,当然,施設にそれぞれ所管はあるんですが,まずは大きな方向性を示すということで,今回,この計画を策定するということですので,委員がおっしゃるように,幅広いような計画ということでこういった予算になっているというような状況でございます。 ◎ 佐藤委員  横断的な計画ですごく期待感が大きいのですが,タイムスケジュール的にはどうなんでしょうか。分かる範囲で結構ですので。 ◯ 寺橋商工観光課長  スケジュールで,現在,想定しておるのが,まず,令和4年度に基本計画を策定します。基本計画は,先ほど申したように,いろいろな施設が絡んできますので,それぞれに,例えば,施設によっては使う国の交付金等も変わってまいります。ですので,スケジュールとして同じ進め方というのは難しいかなというふうに思います。私ども,所管の小松島みなと交流センターkocoloに限って申しますと,今考えておるのは,令和4年度の基本計画を受けて,次年度,令和5年度には詳細の設計に入ろうと考えております。できましたら,令和6年度,令和7年度で施行,可能であれば令和8年度のできるだけ早い時期にオープンというようなスケジュールを,今の時点では考えているということでございます。 ◎ 松下委員  これに関連してなんですけど,この計画をつくることによって財源的なメリットってあるのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  財源的なメリットというか,今回の計画につきましては,国の交付金2分の1を想定して実施をするということでございます。 ◎ 松下委員  半分は国で半分が単費でというところで,結構,大きいお金を使って,こういった計画をつくるだけでと言うと言い方は悪いんですけど,2,300万円入れて,その後が見えにくいんですよね。例えば,これをすることによって,おっしゃるように,各個別の施設は個別の整備,それに補助が当たるメニューもあれば当たらないメニューもあると思いますし,先ほどおっしゃっていた中,小松島みなと交流センターkocoloないしも,いらっていきたいというところで,その中でこれをつくることによってこういった国のメニューが何か使えるようになるとか,そんな想定とかは特にあるのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  この事業が動いていく中で,それぞれに施設ごとに使う交付金というのが変わってきます。これも,今回の計画は,先ほど申したように大きな基本計画,大枠の基本計画で,これも,まず,何よりも,小松島市の子育て世代に選んでもらえるまちにするというような大きな目標の中で動いていく事業ということで,その中でも非常に大きなウエートを占めるような事業かなと思います。この中で,本港地区周辺の活性化を目指して,いろいろな,周辺の施設の連携も図っていくということでございますので,これをすることによって,具体に,では,この計画を立てたら,その後にこういう交付金が使えるとかいうようなところまでは想定はしていないんですが,それぞれに計画を立てて,それぞれの場所場所に沿って,それに合った法令とかに合わせて,可能な範囲で交付金を活用してエリア全体の活性化を図っていくように進めていくというような事業というふうに考えております。 ◎ 松下委員  この計画って,策定してもらうのは,丸投げみたいな感じですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  この計画につきましては,基本的には,こちらのほうで,仕様を固めた上で,プロポーザル方式によって業者選定を行って,その事業者と共に,当然,内容としても皆様の御意見なども聴いて,例えば,ワークショップの開催とかそういったことも含めて計画を作っていくということになろうかというふうに考えております。 ◎ 松下委員  することは全然良くて,この先にあのエリアを活性化させていきたいってところはあると思うんですけど,何か財源的なところも持たれているのかな。といいますのが,2,300万円もお金を入れて,実際,ほな,する内容というのがどのようなものが出来上がるか分かってこないと思うんですけど,何か整備するに当たったりしたら,必ずお金というものが発生してくると思うんです。計画とハード整備,ハードだけに限らないところはあると思うんですけど,それに見合わないようなものという可能性も,例えば,コンサルないしプロポーザルでやって,これだけのようなものをしたらいけると思うよと。ただ,財源を伴わない,例えば,財政的に裏づけがない場合,要は,市としてそれだけのお金を出せるだけの根拠を持っているかどうか。まだ,計画は蓋を開けてみないと分からないと思うんですけど,そういった計画倒れになったりはしないんですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  この計画は,先ほど申したように,大きなエリアで複数の課にまたがるような計画であります。それぞれの施設ごとに使える交付金等を活用しながら,最も効果的なやり方で費用対効果等も考え合わせながら進めていくことになろうかと思います。こちらの,私どもの所管しております,小松島みなと交流センターkocoloにつきましては,地方創生の拠点整備の交付金,これを活用して,2分の1の交付金を活用して施工整備を図っていくというように考えているところでございます。 ◎ 松下委員  具体的なところでは,そういったところの国の補助を使ってやっていくということですけど,これ以外で,これを作ることによって何かと言うと,どれだけのメリットがまちにあるのか,市にあるのか。先ほどおっしゃっていただいた子育て世代であったりとか,そういったエリアとしてやっていきたいというところの気持ちは分かるのですけど,何か具体的に,こうなるべき,こうやっていきたい,ハード面でやっていきたい,ソフト面でもこれをやればこれだけ変わるというのが,もう少し,何かないですか。なかなか見えにくいんですよね,結構,大きいお金で計画をつくるだけで。抽象的に,そういったエリアであったりとか小松島みなと交流センターkocoloの改修はってあるのですけど,それは,また具体,別な話になってくると思うので,何かこの計画をすることによってこういうふうに変わるというふうな現状の想定というか,行政としては,まだお持ちではないですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  この計画は,本港地区のエリアというのが,当然,みなと交流センターから,海のほうから西のほうに向かってしおかぜ公園ですとかサウンドハウスホール,これ,保健センターもあります。あるいは,教育委員会の移転も予定されております。そこから西側に行きますと,たぬき広場だったりSL広場,それから図書館もあるというようなことで,子育て世代が集っていただけるようなエリアになっているんですが,これ,まだ,それぞれ単独で動いているようなところもあって,ここに集まっていただけるようにはなっていないような状況ですので,そこに集まってもらえるような計画を立てていくというのが,まず,一番にあります。  特に,そのエリア,一番西側には徳島赤十字病院もございます。この病院は,決して断らない医療ということを標榜されておりますので,こういった医療機関が小松島市のあの場所にいてくれるということは,我々が大きな安心感を享受できるということでございまして,こういったアドバンテージというか,アピールポイント,こういったことをしっかりと伝えていけるような計画にしたいと。子育て世代から選ばれるまちを目指して,本港地区にたくさんの方が集まってもらえるような基本計画をつくっていくということを目指して,抽象的な言い方ですが,考えているところでございまして,これをしっかりと取組を進めることによって,将来的に小松島市の発展につながっていくのではないかなというふうに思っております。 ◎ 松下委員  話とか,大体分かるんですけど。先ほど課長の話の中でもあったように,現在あるものがもうあるんですよね,図書館であったりとか,既に整備済みのもの。これをつなげて面的にやっていくということですけど。具体,ほな,この整備計画をしてから何をするんなというところが本当に見えてこないですよね。例えば,計画は出来ました,それ,PRのための計画なのか。例えば,通常の一帯が利用できるのであればハードで,ある程度,整備していったりとか,そういったところが見えればいいんですけど,今あるものをどれだけこう,何をしていくのか,何かハード設備をしていくのであれば,先ほど申し上げたように,一定数の財政的なものも発生してきますし,何か大枠にもっと大きいように変えていく,例えば,県が今使用しているものを購入してであったりとか,そういったものを再整備していくとか,その中で何か利用が変わっていくとかになってきたら別ですけど,何かこう,これだけのお金を使って何をするんだろうというのが,正直,見えてこないのですよね。金額は大きいですし。行政のほうからも見てなかって,何かちょっと見えにくいですよね。本当にこれだけのお金とそういったものが必要なのか。この計画をして,それがどれだけ変わるのか。洗い出しするのを,ただコンサルタントを呼んで,その中から見ていくだけになるのと違うのかなという見方。することは悪いことでないんですよ。ある程度,自分たちの中で持っているものがないと何か弱いなというところがあります。多分,これ以上,聞いてもなかなか答えがあるようなものではないので,聞きにくいところはあるので,これについては終わるんですけど。  あと1点,弁天山公園機能回復業務で100万円,今回はついていると思うんですけど,これって継続的に何か実施していく予定はありますか。 ◯ 寺橋商工観光課長  まずは,今回,100万円予算を計上して,機能回復を図ることを目的に事業を実施いたします。これも,若干,具体的にここをここまでこうやってとかいうところまでが,実は,考えられているところではなくて,今後,動く中で,実際に,恐らく,樹木の伐採とか草刈りとかがメインになってこようかとは思うんですが,まずは,それをするということと,その後に,市民の皆様方の御意見とか評価等もお伺いしながら,それによって,また新たな対応を考えていくというようになろうかと思っております。 ◎ 松下委員  多分ね,これに関しても,ここって民の所になりますね,所有地が。で,官のお金を入れて整備していく。これについては,場所的なエリア的なものもあるので,そこまでも言うところではないのですけど。お金を入れる限りは,もっと事業計画ないしをしっかりしたほうがいいと思うんです。  例えば,なぜここを機能回復しないといけないのか。例えば,その後につながるようにとか,具体に言っていくと,散歩コースになっていて,今,汚くて,そこがみんなで集えるようにするのが目標に大きくあって,そのために整備を,まずは草刈りをやっていって,その中で継続的に一定数の財政も入れていってやっていくという必要が,多分,あると思うんです。例えば,KPIでこれだけするとか,KGIがこんなんとか,普通はお金を入れていくのであれば,そういったところの目標数値も持ってから事業を進めていくべきだとは思うんです。そういった気持ちを持ちながら,次年度も,多分,これ,継続的にお金を入れていかないといけないと思うんですけど,まずは,今回の当初予算はこれでというとこですけど,方針的にはそのような認識で受け取ってよろしいですか。継続的に維持管理をやっていくと。 ◯ 寺橋商工観光課長  まず,この事業については,当該年度を単年度ということで考えています。ただ,維持管理等について,これも,まずはこの事業をした上で,必要性があるかを見極めながら次年度以降の予算等も検討していくというようなことになろうかというふうには考えております。 ◎ 松下委員  多分,これでは弱いんですね。先ほど申したように,しっかりした目標がないと,ただ草刈るだけに,では,民地やけど,観光地化になっとるから100万円入れて取りあえず草刈りますよでは,普通の事業の進め方とは,私個人の認識ですけど,言い難いのかなと思うんです。まずは,では,草刈ろうかと。でも,草刈っただけでもう分かるじゃないですか,草刈るだけやから,どうなるかというのは。であれば,これぐらい人を呼びたいとか,こういうふうにしたいという大きく目標があって,それに沿って手法として木を伐採したりしてくるんでしょう。そしたら,次は継続的にしていかな,もうやっただけで終わりですよね。  もう1回お聞きするのですけど,そういった目標を持ってから事業を進めていくべきだとは思うんですけど,原課としては,そういった捉え方はないですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  おっしゃるように,事業としては,そういった具体のKPI指標とか,そういったことを踏まえた上で進めていくべきだろうというふうには思っております。現時点で,確かに,できていないのですが,今後においてそういった事業を進めていく中では,今,委員がおっしゃったようなことも踏まえて,しっかりと改善を図っていきたいというふうに思っております。 ◎ 松下委員  ぜひ,そのように取り組んでいただきたいと思います。  あと,1つだけになるんですけど,そこの当初予算の上のところの医療従事者向けメッセージ花火打ち上げ料,これ,どういう意味と効果を期待して88万円を使って花火を打たれるのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  この事業につきましては,コロナ交付金を活用して,今年度も,花火大会の際に医療従事者の方に感謝を込めるということで青色の花火を打ち上げて,これも,同様の予算でやっております。これにつきましても,次年度においても同じような取組を進めたいということで,今回,当初予算のほうに計上したというところでございます。 ◎ 松下委員  医療従事者向けに,何かこう,勇気づけるではないんですけど,活気づけるではないんですが,感謝の気持ちを伝えるという方法で花火を打たれるというふうな認識って受け取ったんですけど。これ,全国どこでもあるんですけど,そこまで感謝を伝えるのであれば,何らかのほかの現物のものを医療従事者にするほうがいいのではないのかなって,これは,個人的な考えですけど。花火をすることによって医療従事者って,ここまで効果はあるのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  今年度に使用した際にも,医療従事者の方には,事前にこういうことをするということをお知らせいたしまして,相当喜んでいただけたというのはございます。今後も,次年度に行う際には,そういった効果も,大きな効果が得られるような取組というのを,もう一度,よく考えた上で,事業を進めていきたいというふうには思っております。 ◎ 松下委員  これについては様々な考え方があって,何がいいとか悪いとかいうものではないと思うんですけど,もう少し,何かこう,去年したこととか花火というよりかは,本当に,医療従事者に対してそういったメッセージとかであれば,私は,違った形のほうがいいのかなと思いますが,ここも,原課サイドの中ではそういった御意見だというと,多分,平行線をたどると思うので,終わりたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 杉本委員
     ちょっとお聞きします。先ほどから出ています本港地区の件ですが,この件につきましては,市長にも御答弁いただいて市長の気持ちも言っていただいたんですが,それ以後,予算が出て,今,御意見をお聞きしておりますが,具体的な部門がないというお話ですが,市長が答弁されてから以後,予算が出来ていますので,それから先,今までに,もう少し,何をやるかということが決まっておるのではないかと私は思うんですが,今の御意見のままで,これ以上,本港地区に対して,港,それから,たぬき広場から日赤までの広い間隔で新しく計画されたことというのはないのでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  ただいまの御質問について,先ほど,松下委員の御質問にもお答えしたようなところで,基本は杉本委員の一般質問に対する市長答弁のとおりでございまして,方向性としては全くそのとおりで,そこから具体っていいましても,先ほど,私も,松下委員さんにお答えさせていただいたようなところで,あくまでも,こういった方向性の下に,いろいろな施設を,今までは施設ごとに動いていた。当然,それぞれ施設,耐用年数とかもあって,更新というか,改修しなければならないような時期を迎えております。これは,それぞれが単独で動いていくのではなくて,それを大きな面で捉えて1つの大きな方向性を計画として定めるということになる。そうすることによって方向性が違うということも防げますし,それぞれの機能の重複も防げるというようなことでございますので,そういったことも踏まえて,今回,大きな計画を策定することにしたというところでございます。 ◎ 杉本委員  理解できるところとできにくいところと2つあるような感じを私はするのですが。  先ほども言われていますように,予算でこれだけの事業をやるということに対して,答弁と,前回,市長が一生懸命述べられた感覚とでは,答弁が,私は,合わないように思うんですが。それだけの市長も意気込みがあった答弁が,この前されたので,今後,先ほど言いましたように,若い方の集まる場所が,これからも小松島市に盛大にされるような方向を含んで,小松島みなと交流センターkocoloを含め,たぬき広場から日赤まで,この広い範囲を,一大,小松島市はすばらしいまちになるように頑張っていただいて,市長の答弁がこの予算の中で十分生かされて新しい小松島市が出来るように頑張ってもらうような方向で進めてもらいたいと思いますので,今後とも,事業についてはそれなりの計画性を持って作っていただいて,また,説明なり発表してほしいと思いますので,お願いしたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかに。 ◎ 松下委員  すみません,あと1点ですけど,客船入港歓迎事業のほうが予算計上で200万円近くをされているんですけど,現段階で分かる予定,最近,コロナ禍でなかなかできていなかったと思うんですけど,現段階で予定があるのかどうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  今,私どものほうに入っている情報では,6月1日と8月12日に飛鳥IIが寄港予定というようには聞いております。 ◎ 松下委員  それに伴って,この中の予算計上でも,バスであったりとか市内の見学会とかあるんですけど,何か,今回,飛鳥だったらそこまで大きくはないと思うので,今までの外国の客船とかとは違うんですけど,何か市内の観光であったりとか,市内にお金を落としてもらえる施策というのは考えられたりとかはされているのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  今,船会社のほうと協議して,市内にできるだけ回ってもらえるような方向で協議を進めている段階でございまして,これは,しっかりと伝えていきたいというふうに思っております。 ◎ 杉本委員  今,船のお話があったんですが,大阪万博が開催されるときに,船の航路が,椿泊には泊まるということで,小松島港には泊まらないというような,今,運行経路がされているそうですが,これ,予算と直接関係はないかも分かりませんが,現在……。  そういうことで,小松島にも船が港に寄ってくれるような方向で取り組めるように進めてほしいと思います。 ◎ 南部副委員長  本港地区の予算においてですが,期待が高いからこそ,予算の大きさにも正直驚いているのですけど,今までにない形だと思います,この計画の仕方。どういう積み上げで2,300万円になったのか,教えていただけないでしょうか。 ◯ 寺橋商工観光課長  これは,先ほども若干申しましたように,私どもと市のほうで,子育て世代というか,まち・ひと・しごと創生総合戦略の提案という形で各課から提案をした……。                          (発言する者あり) ◯ 寺橋商工観光課長  提案をして,それは,各課ばらばらで提案していて,それぞれに金額があります。その中で,各課それぞれが動いていくというのではなくて,まとめてしていくというので,出てきた数字を足していった結果,査定額が2,300万円というようなことになったということでございます。 ◎ 南部副委員長  合算したというのは,またそれも教えていただきたいんですが。  それはいいとして,先ほどの言葉で,基本方針を計画でプロポーザルをされるということのお話があったと思うんですが,この方針が立ったとして,例えば,建物にこういう改修をせなあかんとか,こういう公園をしないといけないとなったときには,その事業者の随意契約になっていくのですか。 ◯ 寺橋商工観光課長  改修の必要性等を見極めた上で,これは,随意契約というのではなくて,これは,プロポーザル,あくまでも計画を立てるための業者選定のプロポーザルでございまして,その後には,次年度以降は,それぞれの施設ごとの詳細設計等が入ってきます。その際には,市の条例・規則等に応じた形で,例えば,入札ですとか,そういった形で進めていくことになろうかというふうに考えております。 ◎ 南部副委員長  松下委員が言われていたように,何も先が見えないので,2,300万円というのは不思議だなあと,どうしても思ってしまいます。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,商工観光課に対する質疑を終結いたします。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午後 1時27分]                        [再開 午後 1時29分] ◎ 井村委員長  再開いたします。次に競輪局から説明願います。                         [競輪局より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で競輪局の説明は終わりました。  これより競輪局に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  403ページ,光熱費が,水道が480万円,120万円増,電気代が4,800万円,1,200万円増,これは,どういう理由でしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  増加となった要因といたしましては,令和4年度から,自場でミッドナイト競輪を開催することができるようになったことに伴いまして,小松島競輪場での開催日数の増加によるものであり,選手宿舎等の光熱水費の増加が予想されます。また,ミッドナイト競輪開催に伴う照明設備の電気代に関しましても大幅な増加を見込んでおります。 ◎ 吉見委員  405ページ,競輪振興法人交付金2億6,569万円,令和3年度よりも9,388万円増なのに,記念競輪の競輪振興法人交付金が同額というのはどういうことでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  競輪振興法人交付金のうち通常開催に係る交付金といたしましては,当然,先ほども申しましたように,F1,F2の開催増加が見込まれるため交付金が増加するものと考えております。  次に,記念競輪開催に係る振興法人の交付金に関しましては,開催収入を令和3年度と同額の55億円で見込んでいるため,振興法人の交付金は増減なしということでございます。 ◎ 吉見委員  402ページ,会計年度任用職員477万円で2人。令和3年度は466万円。それと,従事員報酬で会計年度任用職員が17人で4,012万円。去年は同じ人数で24万円増。包括委託しているのにどんな業務をするのでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  会計年度任用職員に関しましては,当然,車券発売の売場での窓口業務,また,場内の清掃等々,これまでも同様の業務を会計年度任用職員,いわゆる競輪従事員さんにお願いしているものでございます。 ◎ 吉見委員  清掃するって言っても,清掃費でなんぼか,ごっついようけお金が出ていますわね,予算に。今,すぐ調べられんのだけど。それと,この清掃とは全然違うのでしょうか。  408ページの通常開催事業で,清掃業務等委託料で2,790万円になっていますけど,これとの関連はどうなるのでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  先ほど会計年度任用職員分の業務の中で清掃業務と私は申しましたが,清掃業務に関しましては,会計年度の従事員OBさんの清掃業務でございまして,この予算の清掃とはまた違う費目になります。 ◎ 吉見委員  いや,会計年度任用職員のOBが清掃するのは場内でしょう。そしたら,2,790万円はどこを掃除する清掃委託料ですか。 ◯ 尾山競輪局長  この2,790万円が場内の清掃の分でございます。 ◎ 吉見委員  そしたら,4,012万円の17人のじゃないんかな,OBがするやつは,これ,どこを掃除するのですか。 ◯ 尾山競輪局長  すみません。私の説明が言葉足らずで申し訳ありません。もとに戻らせていただきますが,従事員の業務に関しましては,当然,売場の窓口での業務が主たる目的でございます。あと,地元の,ごめんなさい,従事員OBにお願いしている場内の清掃の分が,先ほど申しました2,790万円が,場内の清掃を従事員OBに委託している業務となっております。会計年度の部分のところに入っているのは,OBではなく会計年度任用職員の窓口での業務の報酬ということでございます。 ◎ 吉見委員  場内の清掃をするのはOBがしていると。OBの委託先の,何か,団体がありますわね。団体名は何と言うのですか。 ◯ 尾山競輪局長  競輪従事員組合。 ◎ 吉見委員  それは,何名で構成しているのでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  今,正式な競輪従事員会計年度任用職員さんは17名で,あと,OBさんに関しましては20人前後ということで,正確な数字が,今,答えが出んので申し訳ないのですが,20人程度のOBさんがおいでるということでございます。 ◎ 吉見委員  毎年,これ,2,790万円ですか,大体,これぐらいの数字でいっているのですか。そしたら,12で割ったら,えらいようけ要るように思うんですけど。この中,先,それを答えてください。 ◯ 尾山競輪局長  毎年これぐらいの金額かという御質問でよろしいんですかね。人数が,当然,開催の日によって出勤される人数も若干変わってくると思いますが,おおむねこのぐらいの金額ということでございます。 ◎ 吉見委員  一月232万円,これは,多いとは思いませんか。 ◯ 尾山競輪局長  多いか少ないかという話になれば,それをまだ20人で割っていただいたら,1人当たりの単価としたら,時給としては,そんな金額にはなっていないはずですが,1,000円に満たないかちょっと超えるぐらいの金額になろうかと思います。 ◎ 吉見委員  20人で割ったら一月で11万6,250円になるんですけど。これで,何時間働いてというのは,午前中は働かんわね。多分,帰るときだけと思うんですけどね。これは,多いと思いますけど。 ◯ 尾山競輪局長  午前中だけとか半日とかということではございません。当然,トイレ掃除であるとか,周辺,場内のちり拾いとかも定期的にしていただいていますので,委員さんがおっしゃられているのは,周辺の対策事業で,周辺の方の雇用の中で,夕方に駐車場のあたりのごみを拾っていただいている方を見られておっしゃられていると思いますが。 ◎ 吉見委員  多い少ないというのは主観の問題ですので,僕も,全然,監督とか,そんなのをしていないので分かりませんので,次に移ります。  サテライト鴨島の令和4年度の収支の見込みを教えてください。 ◯ 尾山競輪局長  まず,サテライト鴨島の運営経費といたしまして,サテライト鴨島の借地の借上料約650万円程度と,吉野川市への交付金が670万円程度,あと,先須賀地区自治会への周辺対策負担金が33万円,合計の支出額といたしまして1,150万円程度が支出となってございます。
     次に,歳入に関しましては,場外売上げの合計額から3%,場外売上げに対する先ほどの包括会社からの市の委託の配分の分3%を乗じましたお金が2,475万円と見込んでおります。2,475万円から1,148万9,000円を差し引いた1,326万1,000円が令和4年度のサテライト鴨島の収支と見込んでおります。 ◎ 吉見委員  場外のやつが,これは,8億何ぼ売れんとあかんのやね。  それと,もう一つ教えてください。鴨島のやつはそれでいいんですけど。409ページ,徳島のやつに1,018万1,000円というのが出ているんですけど,これは,交付金と思うんですけど,何でしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  409ページの徳島市交付金1,018万1,000円のことでよろしいのでしょうかね。これは,サテライト徳島における売上げに対して徳島市への交付金として支払うものでございまして,サテライト徳島の売上げに対しまして0.4%を乗じた金額となっております。 ◎ 吉見委員  そしたら,サテライト徳島からは3,000万円入ってくるというふうに,僕は,見とるのですけど,それで合っていますでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  歳入に関しましては,398ページの業務委託料といたしましてサテライト徳島から3,000万円の歳入を見込んでおります。 ◎ 吉見委員  ありがとうございます。  それで,前に,令和3年6月に一般質問をしたのですけど,前夜版出走表配布サービスからコンビニプリントサービスに変更したことによる経費の削減効果を令和4年3月に報告するとお答えをいただきましたけど,報告をお願いします。 ◯ 尾山競輪局長  昨年6月定例会議の一般質問におきまして,吉見委員様より,出走表のコンビニプリントサービスの効果ということで,本年3月に報告するという答弁をさせていただいております。出走表配布に係る経費に関しましては,そのときにも御説明させていただきましたが,年間約900万円で,令和3年度のコンビニプリントサービスに係る経費の実績額は約130万円であったため,経費の削減効果額は約770万円となっております。令和3年度コンビニプリントサービスの利用件数につきましては,総件数2万6,341件。うち記念競輪5,077件,F1開催1万1,980件,F2開催が9,284件でございました。また,令和4年度の小松島市営競輪に係るコンビニプリントサービスにつきましては年間約140万円と見込んでおりますが,令和4年度からは,開催運営を包括委託するため,受託事業者が負担することとなっております。コンビニプリントサービスは継続して行う予定でございます。 ◎ 米崎委員  すみません,教えていただきたいんですけど。  諸会会費・負担金が364万3,000円。この中で,401ページにおける特別競輪地元協力費と,小松島競輪自転車競技振興協議会負担金になっとるのですけど,ここの説明について教えてください。 ◯ 尾山競輪局長  委員からは,小松島競輪自転車競技振興協議会の負担金の内訳ということで御質問いただきました。これに関しましては,特別競輪,5日制,6日制につきましては6万円。特別競輪のうち3日制,4日制については5万円,記念競輪に関しましては4万円。それを開催ごとに乗じた額の合計額として209万円。全開催数としては49開催となっております。 ◎ 米崎委員  ということは,これって,地元で開催されるというのではないということですか。 ◯ 尾山競輪局長  おっしゃるとおりでございます。 ◎ 米崎委員  それと,競輪事業助成金,これ,79万円。これ,多分,令和2年度からかな,令和3年度,令和4年度とずっと同額というふうになっていると思うんですが,特に,今,競輪場もきれいになっていきよることやし,話に聞いたら,いろいろ収入も増えてきよるということですが,ここの競輪学校受験強化合宿訓練補助金というのが,前からもうずーっと一つも,増額というか,していない状態です。こういった,未来の,特に選手を育てるというために使っていきよると思うんですが,これって,前も言わせてもろたんやけど,もっと増額ってできんのだろうかなというふうに思ったんですけど,いかがでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  今,委員からの御指摘も踏まえた上で,今後,徳島県支部とも協議をしながら検討してまいりたいというふうに考えております。 ◎ 米崎委員  であるならば,支部のほうから要求があったら,また応じてくれるという感じでよかったのですかね。 ◯ 尾山競輪局長  言われたからすぐという話でもないし,当然,選手の強化ということは,十分,我々としても認識はいたしておりますが,年度によって受験する選手の数も違いますでしょうし,競輪選手がいなければ競輪も開催できんのですが,地元選手のみならず,地元の選手が全て小松島競輪の開催のときに走るわけでなしに,他場からのあっせんもございますので,そこら辺も含めて,四国の地区協議会の中でも,どういったような支出をしているかというのも相談をさせていただいて,可能かどうかをその後に検討させていただきたいということで御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 米崎委員  前向きに四国全体で取り組んでいただきたいと思います。  それと,もう一点,周辺対策の補助金,これ,前までは40万円でずっと推移しとったのですけど,多分,去年だったかな,90万円ぐらいに増えて,これ,100万円ですか,100万円になっとるのやけど。これって,僕のイメージといいますか,想像で話をさせていただくのやけど,競輪場の改修となって周辺に迷惑をかけたと。これからミッドナイトを行っていくために迷惑がかかるということで,それで,これを増額していきよるというイメージでよろしかったのですかね。 ◯ 尾山競輪局長  以前にも御説明させていただいたと思いますが,これ,10万円の増となっているのは,ミッドナイト競輪に対する補助金が,令和3年度は準備金として50万円を支出しておりますが,令和4年度以降につきましては,自場開催がスタートするため1開催当たり10万円の支出で,令和4年度は6開催を予定しているので60万円の支出になり,令和3年度に比べて10万円の増となることでございます。 ◎ 米崎委員  分かりました。ありがとうございました。 ◎ 池渕委員  先ほどの吉見委員のおっしゃられた408ページの2,790万円の件ですけども,包括委託をなされるときの財政シミュレーションを頂いたときには,本場あるいは場外,これに現金輸送,清掃業務,もう一つ,警備系統,これは,みんな包括委託することで1億2,000万円削減できるというような御説明を受けて,その後に,包括委託の仕様書の中にもそれぞれの業務が入っていたと思うんですけど,この業務とこの業務は重ならないのですか。 ◯ 尾山競輪局長  この業務は,これまでも,従事員の雇用を守るという中でしていた部分の清掃でございますので,委員のおっしゃられる清掃に関しましては,当然,今後ミッドナイト競輪開催によります開催日数が増えることによりまして宿舎の清掃等々を包括事業者にお願いすることも出てくるかというふうに考えております。その部分については,名称は清掃となりますが,清掃する場所としてはかぶらないということで御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  いや,それだったら,当初,我々に財政シミュレーションのときに説明した説明と全く違うじゃないですか。そのときはそんなことを言いませんでしたよ。追加でできたものの清掃業務を包括委託するなんていうのは今初めて聞いた言葉で,当時の計画の財政シミュレーションは,現業の業務も合わせると。もう一歩言うと,雇用を守るとおっしゃいますけども,OBでしょう。OB会の組合に出しよるのでしょう。これ,雇用を守るのと違うね,業務委託ですから。その言葉も違う。全く,言よることが変わっとるのですけど,これ,どう説明するのですか。 ◯ 尾山競輪局長  包括の説明のときと若干の差異があるということに対しましては申し訳ないと思いますが,我々の認識といたしましては,清掃の部分に関しましては,従事員OBさんの清掃は,全て清掃の業務,この2,700万円に入ってはおるんですが,宿舎の部分についてはこの部分には入っていないという認識でおりますので,そこの部分が,ちょっと説明が足らなかったということは申し訳ないと。 ◎ 池渕委員  説明は全然足りていますよ。清掃業務に約3,000万円,これ,議事録また開けてもらいますけど,そうでしょう。そうおっしゃったんですよ。いいですか。警備員も約3,000万円とおっしゃったと思う。残りが現金輸送ともろもろという話で発言されたわけですよ。二重で,これ,上がってきとるわけ。  そうでなくて,そもそもの包括委託のときに出した算定基準の中にも入れていなかったということ。けど,名目には入っとったよね。これ,一体,整合性をどう取るおつもり。 ◯ 尾山競輪局長  包括の説明のときに,従事員の清掃に関しましては削除するというふうな,包括の中に入るというふうな認識は,我々は,当然,説明の中ではしたような部分で認識しておりませんが,そういうふうに……。 ◎ 池渕委員  いやいや,認識していないのだったらね,包括の中に清掃業務約3,000万円ってどこから出てきたのですか,じゃ,お聞きしますけど。今さら認識していないとおっしゃるのだったら,どこの3,000万円ですか。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 2時06分]                        [再開 午後 2時20分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◯ 尾山競輪局長  池渕委員さんから御質問の清掃の2,790万円に関しましては,当初,包括委託の財政シミュレーションの説明のところと若干の差異がございました。それについては申し訳ないということで,こういう経緯になった理由といたしましては,当然,段階的に清掃業務,今,本年計上させていただいております2,790万円に関しましては,当然,従事員さんに関しましても,従事員OBさんに関しましても人数的に減ってくるということで,段階的に包括会社のほうに業務として移行していくということで我々は認識しておりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  分かりました。  特段,従事員の人に,できる限り,やっていただくことに関しては,私も,全然,賛成しておりますので,それは,やっていっていただければなあと思っています。  説明をされるときに,受け手側もありますけど,発言側もありますけど,それぞれに,より具体的に分かりやすくおっしゃっていただけるようにお願いをしたいと思います。  404ページ,工事請負費の消防設備に関する工事で3,000万円と上がっとるのですけども,これは,過去の指摘を受けたときにも3,000万円という話が浮いて出とったのですが,それとは違う,それに該当する,そのあたりを詳しく説明いただけますか。 ◯ 尾山競輪局長  3,000万円に関しましては,委託料の中にございます西スタンドの防水工事の設計とか防水工事の監理に関しまして,これを消防設備整備等工事という中に,防水工事とかというのがこの名称の中に入っているということで御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  内訳はどのような感じになりますか。 ◯ 西田競輪局次長  3,000万円の内訳でございますけれども,大きいものといたしましては,旧競輪局事務所,こちらを選手のローラー室に改修するための工事として約2,500万円。次に,……。 ◎ 池渕委員  いいですか。さっき聞いたのは,消防設備工事等ね,等に,局長さんが,今,西スタンドの防水が実は入っているんですという話だったので,西スタンドの防水が幾らで消防設備が幾らということをお聞きしたんです。 ◯ 西田競輪局次長  失礼しました。  この3,000万円というのは,令和2年度に遡るのですけれども,メインスタンドを含めて複数の建屋に消防本部のほうから指導を受けておりまして,消防法に適合するような工事のための予算措置として,たしか,1億円程度を見込んでおったと思います。一旦は,施設を閉鎖するような違反事項,指摘事項は解消されたのですけれども,今後,施設の老朽化も加速度的に進行する中で,突発的に対応しなければならないような工事も発生するということで3,000万円を計上させていただいております。 ◎ 池渕委員  さっき言うたばっかりにね,そういう答弁は,あまり不親切なね。内訳を簡単に聞いただけですよ。局長が,これ,2回目ね,局長が西スタンドの防水工事と消防設備と,それぞれ含めて3,000万円ですとおっしゃるから,いい,おっしゃるから,消防設備に幾ら,西スタンドの防水に幾らって聞いたら,全然違う答えが返ってくるというのは,これ,どういうこと。どっちが正解。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 2時26分]                        [再開 午後 2時28分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◯ 尾山競輪局長  すみません。先ほどの消防設備等の工事の3,000万円の内訳でございますが,先ほど私が申しました西スタンドの防水の工事費として2,800万円,あとの200万円に関しましては,先ほど次長が申しましたように,消防設備で不具合が再度出た場合に200万円を計上させていただいて,それで簡易的な消火栓であるとかという工事を対応したいというふうに考えております。 ◎ 池渕委員  そしたら,この表記は正しいですか。 ◯ 尾山競輪局長  消防設備等という工事が違うのではないかという御指摘は,最初の,我々,財政のほうに予算要求したときにも指摘されるという認識ではおりましたが,当初の財政シミュレーション,施設整備計画の中で1億円というお金を消防設備関連で計上させていただいていますので,西スタンドの部分も,その部分の費用の中に当てはめなければ1億円からどんどん乖離してしまうので,最初の消防施設設備等という等でぼかしている部分については,メインスタンドを除却しなければならないために,移動する施設の部分については消防関連というふうに競輪局としては認識しておりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  それはねえ,我々に対する軽視ですよ。我々は,この資料しか見て判断できないわけですから。それも,あくまでも,明記されとる言葉の意味を読み取って予算の審議をさせていただくわけですね。3,000万円のうち2,800万円がそれに該当するのであれば,そちらのほうに訂正をしていただきたいと思いますけども,いかがですか。 ◯ 尾山競輪局長  名称の消防設備等を西スタンド部分と消防設備等の二段構えでということでよろしいでしょうか。予算書の訂正ができるかどうかを含めて財政課と協議させていただきたいと存じます。 ◎ 池渕委員  いや,別に差し替えは,まだ審議中なので,当然,できて当たり前の話なので。  もっと踏み込めばね,ほかでそういうことはないのですか,これだけと,はっきり明言できるのですか。あるんだったら,今,言うておいてくださいね。 ◯ 尾山競輪局長
     消防関連に関しましてはこれのみでございますが,ほかの部分に関しましては,予算書を変更するような項目はないということで,以上でございます。 ◎ 池渕委員  何か語尾になるほど,どんどんどんどん言葉が小さくなっていったら,こっちも不安になるんやけど。全てにおいて,そこの部分以外はないというふうにおっしゃっていただいたので,終えさせていただきます。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  先ほどの会計年度任用職員の4,012万円で車券の販売というふうにありましたけど,包括委託の業務内容でしたら,委託する主な業務で,アとイのところに車券発売・払戻に関する業務というのがあるんですけど,これとは違うのでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  車券発売と言いましても,従事員さんにお願いする業務としては窓口業務になりますので,民間包括委託をしている所は,当然,無人機,自動発払い機という部分を設置したりする業務もございますので,有人窓口か無人窓口かという業務で言えば,無人の業務は,当然,包括会社がする業務ということで御理解賜りますよう,お願いします。 ◎ 吉見委員  将来的には従事員さんも年齢が上がっていくと思うんですけど,補充していくのでしょうか,それとも,包括のほうに回していくのでしょうか。どちらでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  現時点においては,会計年度任用職員さんは退職者不補充ということでございますが,これまでと違うのは,会計年度ということになったので,年齢定年制がございませんので,そこら辺は,従事員組合と協議の上,ある程度の年齢設定はさせていただかないかんかなというふうには,競輪局としては思っております。 ◎ 吉見委員  今の平均年齢って何歳でしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  現在の会計年度さんの平均年齢,正確な数字は,私も今すぐは出ませんが,60歳をちょっと超えたぐらいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,競輪局に対する質疑を終結いたします。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午後 2時35分]                        [再開 午後 2時37分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  日程表により,都市整備部の部局別審査を行います。  審査の順番については,担当部長に一任いたしますので,指示願います。                       [まちづくり推進課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上でまちづくり推進課の説明は終わりました。  これよりまちづくり推進課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 近藤委員  お願いします。  高速道路の周辺対策が急務でございますので,数点お伺いをさせていただきたいと思います。事業の執行においては,まちづくり推進課と伺っておりますので,こちらでお伺いをいたします。  まちづくり推進課と協力をして,用地の購入,それから,地元と国と市とで進んでいるところであります。現在の状況です。その中で,今,気にかけていますことは,高速道路の整備,いよいよ新居見トンネルに着工ということになるわけですが,そのときに,側道を生かした避難路を整備していただきたいのですが,実際に令和4年のトンネル工事とともに取り組んでいくことができるのでしょうか。予算計上はどこにあるのでしょうか。それも含め,お答えいただきたいと思います。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  委員お問合わせの高速道路整備に伴う避難路の整備についてでございますが,新居見トンネルの側道部分を用いて避難路として整備するという計画が,今,ございますが,高速道路整備に伴い復旧する公衆用道路を避難路として使用できるように整備するような計画を持っております。委員,御指摘のとおり,地元,市,国,それぞれで協力して進めていきましょうということで,地元は,近藤委員をはじめとする地元対策協議において用地取得に御協力いただいております。市は,取得予定地の測量調査及び登記というのを来年度見込んでおります。用地取得ができた後に,国において避難路の整備という流れで,今,考えております。  お問合わせの予算でございますが,予算書の266ページを御覧ください。  こちらに,高速道路対策事業というところの委託料のところに,分筆登記業務委託料ということで168万3,000円を計上しております。この費用で測量調査と分筆登記という作業を行っていこうと考えております。この後の整備につきましては,また,国と協議になりますが,速やかに整備できるようにと考えております。 ◎ 近藤委員  御答弁いただきました。予算計上は,事業執行のほうはまちづくり推進課ということですが,都市整備課のほうに計上をなされているという説明でありました。地元のほうは用地の取得に対しても協力を非常にしておりますので,今後,とにかく整備に向けて進んでいきますようによろしくお願いいたします。  2点目でございます。  2点目は橋梁でございます。橋梁についてですが,神田瀬川をまたぎます田浦43号線の新居見橋梁工事は終わっておりますが,その先の工事について,これも,予算計上がなされているのか,それに対して進んでいくのか,そのあたりもお教えいただきたいです。お願いします。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  田浦43号線道路工事の次年度以降の計画でございますが,現在,委員御指摘のとおり,橋梁工事は完了しております。今年度は,橋梁から北側へ向かって,県道に向かって約150メートル整備いたしました。次年度は,橋梁の南側を整備いたしまして完了の予定でございます。  予算でございますが,予算書の245ページを御覧いただけますか。こちらのほうに,道路橋梁整備交付金事業(防災・安全整備計画)というところの中の工事請負費,ごめんなさい,246ページの下段のあたり,1番,道路橋梁新設改良交付金事業(総合整備計画)の中の工事請負費というところで1億1,000万円計上されておりまして,この中に田浦43号線道路工事も含まれております。 ◎ 近藤委員  御答弁いただきました。246ページ,こちらのほうに,橋梁の先,今,北側に向かって,そして南側に向かって,共に整備を進めていただいている状況ですが,橋だけ立派に造っていただきましても,進みませんと使用もできませんから,よろしく,この予算計上を活用していただいてお取組をお願いいたします。  それでは,もう一点です。  説明会も開いていただいておりますが,芝生川の上流の護岸整備のことについてでありますが,以前にもお伺いしましたが,地元は協力しております。それで,取組について,どのような方向で進んでおりますのか,お伺いをいたします。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  委員御質問の芝生川の護岸整備の御回答ですが,事業主体は徳島県となっておりまして,徳島県から聞き取りをいたしましたところ,護岸整備につきましては用地買収が伴うため,現在,今年度,測量業務を発注しておりまして,年度内に境界立会業務を行う予定となっております。次年度,用地買収が終わりましたら,以降,護岸整備に着手するように聞いております。 ◎ 近藤委員  手順等を示していただきましたので,遅延することなく,よろしくお願いいたします。  もう一点です。最後です。  ちょうど病院西,マンション前のあたりの神田瀬川の護岸整備が,今,行われておりますが,予定では5月の下旬というようなことになっておりますが,実際のところ,順調に進んでおるんでしょうか。お願いします。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  神田瀬川の護岸工事でございますが,これも,県の事業でございますが,現在順次進めておりまして,これも聞き取りでございますが,二級河川でございますので,雨季になる前に工事は必ず終わりますということで,予定のとおり,5月末には必ず終わりますということをお聞きしております。 ◎ 近藤委員  御答弁いただきました。雨季になる前にということで,5月末には必ずという言葉もいただきましたので,どうか,よろしくお願いいたしたいと思います。 ◎ 吉見委員  さっきの近藤さんのやつは,2つは,都市整備課の項目に載っているんですが,これ,どんなんでしょうか。まちづくり推進課が答えるのですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  予算案の計上の仕方でございますが,市道の道路予算につきましては,まちづくり推進課,都市整備課って2つに分けずに1本だけで載せさせていただくようにしております。補助金の申請も都市整備課がやっておりますので,都市整備課の予算計上として,今,処理させていただいております。 ◎ 吉見委員  では,これ,この中に都市整備課と書いてあるのはおかしいのと違いますの。それは,例えば,尋ねた場合,それは都市整備課に質問してくださいって言うべきところではないのですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  高速道路関連事業につきましては,まちづくり推進課のほうで国土交通省,県協議なんかを主にさせていただいておりまして,予算につきましては予算の所管課のほうで計上してもらって,こちらのほうで使うというやり方もさせていただいております。 ◎ 吉見委員  それがおかしいのと違いますかと言よるんよ,僕は。ほんなんだったら,僕は,聞いたやつや何でも,知っとるやつが全部答えてくれるというわけでしょう,では。 ◎ 井村委員長  所管外ではないんでしょう。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  予算計上は都市整備課が,都市整備課の名前でほかの道路工事と一緒に上げさせてもらっているんですが,今,近藤委員がお聞きになった部分につきましてはまちづくり推進課が担当させていただいていますので,私のほうで回答いたしました。 ◎ 井村委員長  ほかの事業でも,所管をまたいで,我々も,プロジェクトチームを作ってやってねとかいう提案もあるけど,これやって,全然,都市整備課の所管ではなくてまちづくり推進課の所管の中で重なる部分があって一緒にやりよるので,業務に携わっとるので問題ないと思いますけど。 ◎ 吉見委員  都市整備課とまちづくり推進課と分けとるでしょう。そしたら,僕だったら,まちづくり推進課と違うからというて調べてないやん,そうでしょう。何ぼ上がったとか何ぼ下がったとか,そんなん,全然調べてないやん。何のために,これ,予算書を送ってきとるん。これ,予算を送っとかんと,ばんばん言うて質問,まちづくり推進課やったら,こんなん質問してもええということになるでしょう,それは。例えば,何かこうですかと言うて聞きに行って,いや,これはまちづくり推進課ですわって言われた,ああ,そうですかと言うて,予算書なしでまちづくり推進課のことで質問しても答えられるのでしょう。そしたら,そんなのでもいいんですか,これ。予算書なんか要らんでえ。 ◯ 小林都市整備部長  私からお答えをさせていただきます。  予算書は予算執行課に,予算執行する所管課に予算はついております。その窓口となっておりますのが,この中でもまちづくり推進課が担う事業もございますので,予算書の作り込みとしてはこういった形となっておりますので,御理解を賜りたいと思います。 ◎ 吉見委員  各課予算説明書ページ数一覧表というところに書いておくべきと違いますか。 ◯ 小林都市整備部長  委員おっしゃることも,十分,私も理解できます。なので,こういった書き方におきましては,今後,財政当局とも協議して分かりやすく書くようにはさせていただきますが,いずれにいたしましても,先ほど申し上げましたように,予算の執行の所管課はここに書いております課でございます。なので,そのあたりは,私の説明が説明不足と言えば否めないところもございますので,そこは,しっかり反省して,今後,分かりやすくしてまいりたいと考えておりますので,今後とも御教授くださいますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  261ページ,小松島飛行場周辺洪水対策(和田島地区)で3億1,433万円,令和3年度で2億1,879万円要っとるのですけど,この中で,和田島地区排水機場解体設計で1,888万円,和田島ポンプ場設備工事で2億9,514万円,これは,何年の解体でしょうか。それと,ポンプ場設備工事というのはポンプ場の機械のことでしょうか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  既設の和田島排水機場の解体は,現在整備を進めております和田島ポンプ場の供用後に実施する予定としております。和田島ポンプ場は令和6年度の供用開始を予定しておりますので,現計画では,解体につきましては令和6年度以降に実施する予定でございます。  設備工事の内訳でございますが,整備する設備は,口径900ミリのポンプ1台,350ミリのポンプ1台,300ミリのポンプ1台,あと,除じん機,それに伴うベルトコンベヤー等の機械設備を考えております。要するに,必要となるポンプ,水処理設備全てということで上げさせていただいております。 ◎ 吉見委員  263ページ,小松島飛行場周辺洪水対策,日の出内水ポンプ場流入渠築造工事に伴う用地調査業務委託で1,381万円,令和3年度では48万6,000円あったんですけどね。それと,2番目に,日の出内水ポンプ場機械電気設備工事8,093万円。令和3年度には3,089万円あったんですけど。3番目に,日の出内水ポンプ場放流渠築造工事5,979万円。令和3年度には1,825万円。4番目に,日の出内水ポンプ場場内整備1,065万円。5番目に,日の出内水ポンプ場流入渠築造工事2,266万円。これ,1から3番は令和3年度と同じがあるんですけど,それはどうしてでしょうか。4と5番は詳細を教えてください。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  まず,用地調査でございますが,令和3年度に計上した箇所は,令和4年度施工予定,来年度施工予定の水路部分の調査にかかる費用を計上いたしました。来年度,令和4年度の用地調査は,令和5年度以降における水路の施工箇所について,用地買収が必要な箇所,及び,換地区域が不明瞭な箇所について用地調査を行うもので上げさせていただいております。
     次の,同じ工事名で,今年度と来年度,同じ名前のものがあるという御指摘の部分でございますが,機械電気設備工事,放流渠築造工事は債務負担行為を設定しておりまして2か年度にわたる工事としております。工事につきましては,本年度より着手しておりまして,この工事につきましては,各年度ごとについて必要予算を計上させていただいておりますので,同じ工事について,今年,来年でそれぞれ予算を上げさせていただいております。  場内整備の内訳でございますが,本工事はポンプ場場内の外構工事を実施するものでございます。主に門扉,フェンス,場内の舗装,場内の水路等を整備いたします。  ポンプ場流入渠築造工事でございますが,この工事は,日の出内水ポンプ場の集水区域に流入管,いわゆる排水路を整備するもので計画しております。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,まちづくり推進課に対する質疑を終結いたします。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午後 3時05分]                        [再開 午後 3時06分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◯ 小林都市整備部長  何よりもまず,このたびの市道田浦23号線,道路工事の施工におきまして不祥事を招いたことに対しまして,委員の皆様並びに市民の方々に大変ご迷惑をおかけしましたことに対しまして深くおわびを申し上げたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。  それでは,本来でありましたら令和4年度の当初予算並びに補正予算の御説明を申し上げるところではございますが,井村委員長のお許しを頂いておりますので,まずタブレット番号119を用いまして,本工事の施工に関することにつきまして御説明を申し上げたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ◯ 篠村都市整備課長  本件に関します経緯と今後の撤去工事についてご説明をさせていただきます。  セメント系固化材を使用した地盤改良工を2月24日,25日の2日間で実施いたしました。3月3日に施工業者が舗装工事を行っていたところ,施工業者から試験結果が基準を上回る値であったことが市に報告がありました。本来であれば,溶出試験の結果を受けて舗装工事に取りかかるべきところでありましたが,施工業者との情報共有にそごがあったためこのような事態となりました。この事態は組織力が機能していなかったことが要因であると深く反省しているところであります。本件への対策につきましては,庁内及び関係機関と協議し改良土をすべて撤去する方針を固め,改良土の処分場での受け入れに必要となるその他の成分試験及び撤去工事に関する作業計画を策定するよう,施工業者に指示し撤去に向けた準備を進めてまいりました。  その後3月15日から近隣住民や関係する団体に対し,本件に関する説明と撤去工事に際しての御協力へのお願いに回らせていただきました。  この撤去工事の工程につきましては,3月21日から仮設工などの準備を行い,3月24日から改良帯の撤去を開始し,3月中に撤去までを完了させ,引き続き4月以降に舗装工事を行ってまいります。工事に際しましては,細心の注意を払い,丁寧に作業を進めてまいります。これまでの経緯と今後の撤去工事の工程につきましてご説明させていただきました。  タブレットナンバー119をお願いいたします。先ほどの経緯の説明に加えまして,工事の概要,他のことについてご説明させていただきます。  工事概要につきまして,工事名は田浦23号線道路工事。工事箇所につきましては,小松島市田浦町字東内ほか。契約工期は令和3年10月9日から令和4年3月31日となっております。請負業者は有限会社奥野工務店,工事概要につきましては,施工延長25メーター,そのうち擁壁工が26.8メーター,排水工が30.1メーター,舗装工が103平米,うち地盤改良を行ったのが87平米となっております。 ◎ 井村委員長  ただいまの報告に対しまして,何か御質問等ございませんか。 ◎ 橋本委員  ちょっとお尋ねしたいんですけど,新聞報道がありましたが,あの記事を見て,私に対して,橋本さん,六価クロムというのですか,六価クロムは舗装工事の中から発生したものではないと。六価クロムを含んだ物質のものを舗装の下地に使ったんだというふうに言っている人がおるんですよ。それは,どうなんですか。これを聞いて,ああ,そうですかと。私は,あんまりそこら辺は詳しくはないので。その人は,工事の中で六価クロムが発生したのではないというふうに言うとんのですけど,どうでしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  今回の場合は,舗装自体には六価クロムが出るような成分は含まれておりませんが,舗装する際に,その下の路盤の下の路床部分,こちらのほうに対しまして,基の地盤が軟弱でありましたことから,今回,セメント系の固化材を使用いたしました。セメント系の固化材を使用する場合は六価クロムが溶出される可能性がありますので,溶出試験を行っているということでありまして,セメント系固化材を使用した場合に六価クロムが溶出されるということでございます。 ◎ 井内委員  この件に関して,私,地元の議員として,市のほうで十分対応してくれたと思うのでごじゃごじゃ申し上げることはないと思うんですけども,徳島新聞に記事が載って,明くる日の早朝から,私は,状況説明なり,地元関係者にもこういう対応を今後してくれるというふうな地元説明を私なりに申し上げたつもりですが,その後,市のほうで,十分,周知方,対応してくれたと思うんですけども。全体的に,地元の周辺の住民,あるいは協議会等々の各団体も周知に回ってくれたと思うんですけども,その辺の反応は,特に異議あたりはなかったと思うんですけども,その辺の状況だけ申し上げていただきたいと思います。 ◯ 篠村都市整備課長  地元説明に回らせていただいた際には,今回の件について,市のほうに対しての指摘事項等がありました。また,数名の方からは,環境への影響がないかというようなお問合わせもございました。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。よろしいですか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  それでは,説明願います。                        [都市整備課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で都市整備課の説明は終わりました。  これより都市整備課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  242ページ,土木積算システム借上料65万円。これは,何でしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  土木積算システムでございますが,これは,公共工事発注に当たっての設計書作成に際して,積算の効率化や最新の積算基準書,設計単価を反映させるためのシステムについて賃貸借契約を締結しており,賃借料のほか保守委託料を計上しておるものでございます。 ◎ 吉見委員  242ページのLED街路灯等リース料が549万円。これは,毎年要るのでしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  昨年9月に締結いたしました締結済みのLED街路灯賃貸借契約による支払い期間などにつきましては,まず,支払い期間につきましては,令和4年10月から令和14年9月までの10年間でありまして,支払い額につきましては,令和4年度が年間549万7,360円,令和5年度から令和13年度が年1,097万7,120円,令和14年度は年548万8,560円でございます。 ◎ 吉見委員  令和5年度から令和13年度に上がるのは,いっぱいするから上がるということですか。 ◯ 篠村都市整備課長  令和4年度と最終年度の令和14年度につきましては半年間の契約となっておりまして,令和5年度から令和13年度間につきましては丸々1年間の分でございます。 ◎ 吉見委員  242ページ,3番の会計年度任用職員給与費等424万円,2人で,昨年は452万円だったんですけど。 ◯ 篠村都市整備課長  道路橋梁総務費の会計年度任用職員につきまして,来年度計上させていただいております会計年度任用職員につきましては,境界立会や開発申請受付など専門的業務の補助に当たる職員として2名計上させていただいております。なお,昨年度の4名につきましては,来年度につきましても,道路橋梁維持費の会計年度任用職員として,市道の維持管理や小修繕等に当たる職員として4名計上をいたしております。 ◎ 吉見委員  そしたら,243ページの会計年度任用職員給与費の1,030万円は,道路の修繕とかそういうやつを全部するというわけですね。 ◯ 篠村都市整備課長  そのとおりでございます。 ◎ 吉見委員  247ページの交通安全施設修繕事業105万円,令和3年度はないように思ったんですけど,これは,どういうことでしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  LED街路灯賃貸借契約の対象となった街路灯につきましては,修繕に係る費用につきましても道路一般経費で計上しておりますリース料に含まれておりますので,来年度,令和4年度につきましては,施設修繕といたしましては計上していないと。申し訳ございません,道路一般経費において計上をいたしております。 ◎ 吉見委員  言い間違ったのかな。247ページの交通安全施設修繕事業というのは105万円ってあるんですけど,令和3年度にはその表示がなかったように思ったんですけど,どこかにあるんでしょうか。 ◎ 井村委員長  委員会なので,担当の方が,説明できる方が説明していただいて結構です。 ◯ 上原都市整備課長補佐  吉見委員さんのほうから,交通安全施設修繕事業につきまして,令和3年度の記載が予算書のほうにないという御質問かと思うんですが,冒頭の当初予算の説明に際して課長のほうから御説明をさせていただきましたとおり,令和4年度におきましては,令和3年度まで計上されておりました交通安全施設修繕事業につきまして,道路一般経費のほうに統合させていただいております。その関係から,予算書のほうの掲載が,今,令和3年度の分について消えているという御指摘をいただいているのでないかなというふうに思うんですが。 ◎ 松下委員  吉見さん,款,土木費の項,道路橋梁費のうちの1,交通安全施設整備事業のことやね,恐らく。カーブミラーとかガードパイプとか,交通安全対策設置工事,去年で言うたら237ページで580万円,違うわ,237か。ここで書いている分ではないのですか。 ◎ 吉見委員  令和3年度には105万円あったのが,令和4年度にないのではないでしょうか。僕の書き間違いかも分からん。  分かりました。それでさっきの答えやね。分かりました。 ◎ 佐野委員  今の247ページの交通安全施設整備事業で580万円のうち工事請負費が565万円。これは,する所が今度決まっとる分やね。どこですか。 ◯ 篠村都市整備課長  これにつきましては,交通安全対策施設設置工事費につきましては,まず,交通安全プログラムにおいて整備することとなった箇所や,前年度,また一昨年度からの積み残しの箇所等について予定をしております。また,この額につきましては,現在,交通安全対策特別交付金により入ってきております額に合わせた事業費となっております。 ◎ 佐野委員  これ,1か所でこれだけ使うというのではなしに,いろいろ出てきた中の総計ということですね。ただ,その上にカーブミラー5万円,ガードパイプ5万円と書いてあるので,これは,項目として書いてあるので,カーブミラーが,1基が5万円でするのであったり,今年は1か所しかつけんのかなという感覚があったので,カーブミラーの5万円,ガードパイプの5万円というのは,どういう予算の枠を取るのにしてあるのか。どういうことですか。 ◯ 篠村都市整備課長  カーブミラーやガードパイプの施設修繕料につきましては,既存施設の修繕にかかる費用であり,過去の実績に応じた予算措置となっておりますが,不足が生じた際には補正予算などにより対応していきたいと考えております。 ◎ 佐野委員  修繕やね。新しいのに新設するのは下のほうの工事請負費のほうでするんですね。分かりました。 ◎ 松下委員  すみません。一緒のところですけど,これ,歳入ありきで予算を組んでいってて,100万円ぐらい,今回,入が減っているから,予算計上もこの金額ですけど,昨今,交通事故というのが非常に多くて,またさらに取り組んでいかなければいけないと思うんですけど,単費を入れたりとか,入れてでももっとやっていくという考えはありませんか。 ◯ 篠村都市整備課長  交通安全対策施設の工事に関しましては,予算書の245ページ,道路橋梁整備交付金事業(防災・安全整備計画)の中でおきましても,交付金対象となる工事につきましては,交付金を活用しながら工事を行うこととしております。 ◎ 松下委員  それでは,この中で,単純にこの事業だけで言えば100万円減っているのですけど,それ以上のものをほかの費目の事業の中でも取り組んでいくという認識で取っておいてもよろしいですか。 ◯ 篠村都市整備課長  先ほど説明不足でありましたので,加えて御説明をさせていただきます。  防災・安全整備計画の交付金事業におきましては,それまで交通安全施設対策事業で行っておりました路側線の設置でありますとか外側線,または歩行帯でありますグリーンゾーンの設置等を,こちらのほうの事業を活用することにより,本来の交通安全対策施設の整備工事のほうはまた別の箇所ができるというふうに考えております。 ◎ 井村委員長  ほかに。
    ◎ 出口委員  246ページの4番,側溝清掃業務委託料1,136万円。これは,具体的な箇所があるんでしょうか,それとも全般的なことでしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  新年度の箇所につきましては,まず,市内全体を対象といたしまして,まず,重要な路線,もしくは,今年度,昨年度において積み残しとなった路線等について側溝清掃を行っていくということであります。 ◎ 出口委員  前にも,私,指摘したことがあるんですけども,側溝の清掃というのは,今,市民にとって大変大きな問題になっとるわけです。特に雨季までにはどうにかしてくれというのは,去年,おととしもありました。  そんな関係で,先ほどの説明の中に,課長の,定期的にというお話がございましたけども,定期的にやるということは全体計画ができなできんだろうと思うんですけども,全体的な計画というのはできとるのですか。 ◯ 篠村都市整備課長  先ほど,予算の説明の中で定期的にという説明をさせていただいた分でありますが,こちらにつきましては,重点的な幹線水路,重要な幹線水路などにつきましては,定期的に清掃を行っていく必要があるというような意味合いで御説明をさせていただきました。 ◎ 出口委員  だから,そうだと思うんですけども。だから,定期的に重点的な所をやるという計画。どこそこ,具体的な,この箇所を重点的にやるんだというような箇所づけというのはできとるわけですね,それじゃあ。 ◯ 篠村都市整備課長  図面等を整備したり台帳を整備したりということではございませんが,毎年毎年,定期的な観測,また調査が必要な箇所については,地図上で落としたりして管理をしておるところでございます。 ◎ 出口委員  それはちょっとおかしいのではないですか。重点的に定期的にやるということは,ちゃんとした基本の計画があって,この部分については,これ,前にも,私,指摘したのですけども,市民から言われて,そこは何年の何月頃にやりますという返事があれば市民の方も納得するんですけども,いつやるや分からんというのではお話にならんのんですよ。だから,そのあたりの計画というのを,前にもお願いしたのですけども,それでは,その計画は具体的にはないということですか。 ◯ 篠村都市整備課長  委員おっしゃるとおり,具体的な計画とまではいっておりませんので,重要な幹線水路などにつきましては,具体的,詳細な計画を作る必要があると,今後,作っていくようなことをしていこうと考えております。 ◎ 出口委員  前もそういう御答弁でした,何年か前にもね。聞くたびにそういう答弁をなさるのですよ,担当者は。いまだに出来ていないというのは,行き当たりばったりで,言ってきた所からしましょうかでは困るんですね。我々も説明のしようがない,市民に対して。そのあたりを早急に,重点的に幹線的にやらないかんという所だけでも計画を立ててください。お願いします。  256ページのステーションパーク等清掃業務委託料,それから,しおかぜ公園保守・清掃等委託料,この2つというのはどういう形で委託をなさっとるのか,お聞きします。 ◯ 篠村都市整備課長  ステーションパーク等清掃業務,しおかぜ公園保守・清掃等委託料,しおかぜ公園トイレ清掃委託料につきましては,小松島市シルバー人材センターに委託をしておるものでございます。 ◎ 出口委員  小松島市老人会連合会,市老連のほうがしおかぜ公園の清掃をしよるのですけども,草抜きとかですね。それは,この中に入っていないのですか。 ◯ 篠村都市整備課長  市のほうからは,小松島市老人クラブ連合会に対しまして委託をさせていただいております。 ◎ 出口委員  いや,それはどこに載っとるのですか。 ◯ 篠村都市整備課長  このポツの上から4つ目の,しおかぜ公園保守・清掃等委託料の49万5,000円が該当いたします。 ◎ 出口委員  いや,それでは,さっきの答弁はおかしいじゃない。シルバー人材センターへ頼んどるという御答弁だったのですよ。 ◯ 篠村都市整備課長  すみません。私の勘違いでございました。おわびして訂正をさせていただきます。 ◎ 出口委員  それでは,最後に,もう一点。アフターコロナを見据えたSL広場改修設計業務委託料,設計業務で504万3,000円。非常に高額ですけども,商工観光課の所管で,あの辺り一帯を含めた活性化の設計業務で2,300万円出とるのですね。それとこれとは関係ないのですか。 ◯ 篠村都市整備課長  商工観光課のほうは本港地区全体を行うものでありますが,都市整備課で計上させていただいております504万3,000円のSL広場改修設計業務につきましては,来年度,SL記念広場につきまして,アフターコロナを見据え,子育て世代が住みやすくにぎわいのある新たなまちの魅力発信を目的に,SL記念広場において,機関車をモチーフとした遊具や,その他,必要な施設整備のための改修設計を実施する予定としております。ですので,商工観光課のほうは本港地区全体の基本計画を行うものでありまして,都市整備課のものはこちらの遊具等の整備に係る詳細設計となっております。 ◎ 出口委員  だから,商工観光課の本港地区全体のという,そういう説明を我々も受けたのですけども,その中に含まれていないのですか,SL記念広場は。 ◯ 篠村都市整備課長  詳細設計につきましては商工観光課のほうには含まれておりませんので,遊具の設置やSL記念広場全体の改修設計に関する詳細設計につきましてはこの504万3,000円において計上させていただいております。 ◎ 出口委員  それでは,言よるように,SL広場は本港地区の活性化の中には入っていないということでよろしいのですね。 ◯ 篠村都市整備課長  基本計画の中では詳細設計まで行いませんので,今回,先行してSL記念広場を改修するために,まずは詳細設計を計上しておるというようなことでございます。 ◎ 出口委員  いやいや,詳細設計,基本設計とおっしゃるけども,商工観光課がやろうとしている本港地区の再活性化で,全体で2,300万円をかけて設計をするわけですよ。それと別に,本港地区の中にSL記念広場が含まれていないというのだったら別ですけども,入っとるとしたらね,そんなの,2,300万円の中でやってもらったらいいのと違うのですか。 ◯ 小林都市整備部長  私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。前段で商工観光課がどういう御説明したかは,私,存じませんので,私の知る範囲で御説明をさせていただきます。  本港地区活性化事業といいますのは,今,それぞれ個体で公園とかもございますね。SL記念広場,総称して小松島ステーションパーク,それから,港のにぎわいの施設がある。また,あるいは日峯大神子広域公園(脇谷地区)もあり,そういった個体の施設といいますか,それぞれの拠点の施設を有機的に結んで効果的な計画を立てていくというのが全体の構想でございます。  その中に今回のSL記念広場が入っているのかといいますと,入ってございます。入っていなければならないと思っております。では,どういったことで入っているのかといいますと,基本構想でございますので,それぞれの施設のコンセプト,あるいは動線,それからサインとかをそこで有機的に結んでいくといったことになろうかと思います。ただ,予算計上的には,一方は構想でございますので,では,どういうふうにこれらの施設を,拠点を有機的に結んで効果を上げていくのかといったことを一方でやりながら,SL記念広場については,ステーションパーク自体がコンセプトを持っておりますので,そのコンセプトを用いて整備を行っていく。その構想の中にはステーションパークのコンセプトを入れていくといったことになります。ちょっと私の説明が悪いかもしれませんが,構想の中に入っているということは御理解いただきたいと思います。 ◎ 出口委員  2,300万円の中にSL広場も含まれるというのであれば,別に今年,別にですよ,アフターコロナを見据えたSL広場改修設計業務委託料,これを計上する必要はないのと違うのですか。2,300万円の中で設計業務をやってもらったらいいのではないですか。 ◯ 小林都市整備部長  私の説明が悪うございましたことをまずはおわび申し上げたいと思います。  まず,商工観光課が計上している予算につきましては,基本構想でございます。これからこういうことを,こういう各,例えばゾーンを決めていくわけですね。このゾーンにはこういうコンセプトをつけていって,このゾーンにはこう,全体のコンセプトがあって,そこを実現していくために,今ある施設,ステーションパークは今コンセプトがございますので,そのコンセプトがある。港もコンセプトがある。例えば,日峯大神子広域公園(脇谷地区)についてもコンセプトがある。それらを有機的に結んでいくような構想を立てていこうという。構想が立ちましたら何をするのかということがはっきりしてまいりますので,そこで基本設計を入れていって,その後に実施設計して工事となります。なので,恐らく,それぞれの施設の時間軸というのは異なってくると,私なりにはそう思っております。  なぜ,今回,SL広場を先行していくのかといいますと,SL広場につきましてはコンセプトがございますので,今,手元にございませんが,平成5年に供用したときの整備のときにコンセプトがございますので,そのコンセプトに合わせて整備をする,コンセプトが決まっておりますので,基本設計と実施設計を併せて,今回,計上しておりまして。設計が済みますと,予算計上を,幾ら要っていくのかということをこれから概算費用も含めてはじいていくわけでございますが,次には何をやるかと言いますと,次は工事に入っていくわけでございますので,今回,都市整備課のほうから設計を上げておりますのは,工事のための実施設計でございます。  たぬき広場は,今回,一般質問等でも出ましたけれども,図書館とたぬき広場を融合させるということで,もう一回,そこは,コンセプトを決めていかないかんと思うんですよ。それぞれのコンセプトを有機的に結んでいって全体の効果を上げていくといったことが商工観光課のほうで行われますけれども,我々,担当課も入って,そこの構想はしっかりと,市全体で取り組んでいくことになります。  ちょっと説明が悪うございますけれど,それで御理解いただければと思います。 ◎ 出口委員  説明は分かるのですけどもね,私の考えが間違っとるかも分かりませんが,大きな計画が一方でなされようとしておると。その中に含まれている部分,SL広場だけを先行するというやり方が,私は腑に落ちんのですけどもね。本港地区活性化で基本設計の中に,当然,SL広場も含まれておるとしたら,基本設計と実施設計がその次に来るんですけども,それと,これでやろうとしとるSL広場の改修設計,実施設計が,もし矛盾するようなことがあったらどうするのですか。 ◯ 小林都市整備部長  何度も誤解を招くような御答弁で申し訳ないのですが,そういった矛盾がないように,それぞれの所管課が横断的に協議をしながら,また,第三者の人とかも入れて,構想というのは,取り組んでまいりますので。例えば,SL広場を先にして構想に問題がないのかといいますと,問題がないように横断的に協議を行っていく。  なお,日峯大神子広域公園(脇谷地区)におきましても,既に整備計画も出来ておりますので,何を合わせていくとなれば,人の動きですね,動線を合わせていくとか,動線を合わせていくということはサインを合わせていくとか,あるいは,駅から人を誘導していくようなことも含めて,人をいかにそこに結びつけていくのかといったことが一番大事になってくるかなと思います。駐車場においても,各1つの施設に1つずつ駐車場があるのが望ましいのでしょうが,そういった全体のコンセプトを立てて全体を有機的に結んでいきますと,車で来る人はここに車をとめたら,サインとかがありましたら,そこへ行ってそこへ行ってそこ行ったらここに帰ってこれるとなれば,駐車場も1つの施設に1つは要らないと思うんですよ。何個かあれば点在しとったらいいと思うんです。街を歩いて回遊する人,あるいは車で回遊する人,自転車で回遊する人,そういったことを基本構想で決めていくと。そういったことになりますので,それぞれの施設を有機的に結んでいきますので,先に1つを工事のほうにかかっていっても問題はないというふうに考えておりますので。  いずれにいたしましても,横断的な協議の下でそういったことが生じないよう,しっかりと取り組んでまいりますので,今後とも御指導を賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 出口委員  幾ら説明を聞いても,余計に,私は,先にするべきでないと思いますよ。基本的な構想の中に,SL広場も,当然,含まれて,今さっきおっしゃった駐車場の問題にしたってですよ,それは,整備を1か所で済むような形でするというのは大いに結構な話だろうと思いますけども。それも,そういうことも踏まえて全体の計画が出来て,その中の部分的な計画もやるというのだったら分かるんですけども,先に部分的なことをやっておいて,それに合わせて全体計画をするというのは,どう考えても腑に落ちんのですけども。何か,早くせないかん理由というのはあるのですか,SL広場を。何か理由はありますか。 ◯ 小林都市整備部長  これ,3回目になって誠に恐縮ですが,全体構想をまず作って一つ一つ取り組んでいくというのは,委員おっしゃることは十分私も理解しております。しかし,既に改善している公園とか,今整備している日峯大神子広域公園とかもございます。既に改善しているというのがステーションパーク,あるいは,しおかぜ公園。それぞれのコンセプトがありますので,そこを有機的に,今ばらばらになっていますよね。この施設はこういう役割,この施設はこういう役割,この施設はこういう役割というのがばらばらになっていますので,それぞれの持つ役割を明確にしていって,そこを,有機的に人をどう動かしていくのかといったような構想が必要になってくると思います。  なぜSL広場を先にやっていくのかといいますと,そこは,そごがないように横断的に取り組んでいくのと,コンセプトがはっきりしていますので,そこは整備していったらいいと思うんですよ。  急ぐ理由につきましては,数点ございますが,1点目は,今回,コロナ交付金というのがございますので,そこで非常に財政的に有利な交付金が使えますので,そこは,整備方針が決まっておりますSL広場,そこから先行してやっていくというふうな,こういった考え方でございます。また,一方で,日峯大神子広域公園(脇谷地区)は既に整備も進んでおりますので,これから,人の流れでありますとか,共通したサインを設置していけば有機的に結んでいけると考えております。  あとは,どうやっていくのかといいますと,今,商工観光課がこれから発注していくと思いますので,そこに我々も入って全庁的に取り組んでいく。そこで,そごがないようにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。今後とも,御指導のほどをよろしくお願いいたします。 ◎ 出口委員  考え方の相違ですので,これ以上言うてもしようがないと思いますけども,部長が今おっしゃるように,どうか,2つの業務委託がよかったなというふうに取れるように,商工観光課とも十分連絡を取って,今度の計画に合うようなものをぜひ作っていただきたいと思います。 ◎ 井村委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 3時58分]                        [再開 午後 4時09分] ◎ 井村委員長  再開いたします。 ◎ 井内委員  予算書の248ページ,準用河川浚渫業務委託料100万円,当初予算で計上されておりますが,この準用河川,場所についてはどこをやるかちょっとわからんのですけど,しゅんせつ業務にしては中途半端な予算計上だなというふうな感じがしとるのですが。というのが,昨年1,000万円の予算を計上して大瀬川と神田瀬川に流れていく準用河川を1か所,それから,中田の広見川,この2か所を1,000万円予算計上して,財源の内訳については,多分,県のほうに起債を承認して,それが認められて工事ができたと思うんですけども。この100万円の予算の計上はどこですか。  それから,私が思うには,2か所を令和3年度でやった残りの部分が若干あってこういうふうな予算の計上になったのかな。教えていただけますか。 ◯ 篠村都市整備課長  準用河川維持管理事業につきましては,令和2年度まで,まちづくり推進課のほうにおきまして,四国横断自動車道の関連である周辺対策事業として,準用河川のしゅんせつ業務を執行しておりました。令和3年度につきましては,都市整備課のほうにおきまして,広見川,大瀬川の大規模なしゅんせつをする計画を立てておりましたので,都市整備課のほうで執行をしてまいりました。また,四国横断自動車道の周辺対策事業の執行につきましても,引き続き,都市整備課のほうで準用河川のしゅんせつ業務を行うことといたしましたので,このまま,令和2年度までの予算同様,100万円の計上で周辺対策事業として河川のしゅんせつ業務を執行するというような計画を立てております。場所につきましては,河川の路線につきましては,立江,櫛渕におけます準用河川を予定しております。 ◎ 井内委員  立江方面というふうにお答えいただきましたが,準用河川については,市の維持管理している河川という認識でおるんですが,今回は,起債なしで一般財源100万円を計上されておりますが。というのは,その2か所,500万円ずつ,大体かかって,最終的に私は確認しておりませんが,若干まだ残っとるような状況ではないかというふうなことを思って,あと,残りを100万円で若干するのかなというふうな考えでおったのですが。ただ,河川のしゅんせつについて100万円でいけるのですか。機械の借上料だけで,まだ足らんぐらいの状況になると思うんですけれども。その辺は十分対応できるのですか。 ◯ 篠村都市整備課長  100万円という額についてでありますが,まず,立江,櫛渕の河川につきましては,雨のたびに土砂が堆積するような状態でありますので,毎年毎年,経常的に100万円を積んでいって,予算の平準化ということもありましてこういう額になっております。しかし,大雨に関しまして,大量に土砂が堆積したというような状況になれば,別途,これは,立江,櫛渕にかかわらず,補正予算等によって,個々,対応していきたいと考えております。 ◎ 井内委員  令和3年度において2か所,工事をやったということを申し上げましたが,そこは,全部竣工したという認識でよろしいのですよね。 ◯ 篠村都市整備課長  計画の区間につきましては,今年度中に取り置いたというような考えでおります。 ◎ 井村委員長  ほかに。 ◎ 杉本委員  お伺いいたします。  私も一般質問でもお話しさせてもらっておるのですが,ステーションパークのたぬき像の所の水のことですが,昨夜も,ある家族の方が来られて,あそこで,たぬきの前で手をたたいておりました。そして,今,ぼんぼりもつきまして,花見に向けて,夜,家族連れが次々と増えてきております。その関係で,小さな子どもが楽しみで一生懸命手をたたいておりましたが,全然水も出ません。従来は,右手が出て左手だけ出ないということは分かっておったのですが,昨夜はどちらも出ず,前から言っておるのに,こういう予算は組めていないのでしょうか。それとも直す状態にないのでしょうか,どうなのでしょうか。お聞かせ願いたいと思います。 ◯ 篠村都市整備課
     委員おっしゃるのは,たぬきの流れる滝のセンサーのことかなと思うんですけれども,確かに,以前,半年ほど前に,センサーの反応が悪いということで確認を専門業者に依頼いたしました。その結果,センサーのほうについては異常がないということで,その後,私を含め担当者でも何回か試したのですけれども,その際には特に支障はなかったということで今に至っておりますが,また,最近,センサーの調子が悪くなったと,今,委員のほうからお伺いいたしましたので,早速,現場のほうでセンサーの確認のほうを至急やらせていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 杉本委員  センサーもあるんですけども,正面向かって左側は全然水が出ないのですよ。あれ,恐らく,ポンプがめげておるのではないかと思います。これは,ずっとなりますよ,長いこと。  そういうお話は,私,従来から何回かお話しさせてもらっていますし,この前は,外国から来た方も,水が出なかったということで,一生に1回来たときに,外国の方も手をたたいて,非常に苦しい思いをして帰った方もおいでる,そういう話もさせていただいたのですが,いまだにそういう状態でありますので,センサーとポンプと両立を。それで,もし駄目であれば,少し,こちらのほうがめげておるとか故障とかいうものを掲示しておかないと,今,市外の方も来ていますし,夜,先ほども言いましたように,ぼんぼりがついていますので,家族連れの方が来ていますので,そういう方が,ある意味では失望して帰るということもありますので,せっかく,これから,あそこのステーションパークをきちっとして,先ほど答弁があったように,2,300万円のお金をかけてこれからやろうというときにこういうふうな状態では,市民が失望するばかりだと思うんですよ。そういう意味では,ちゃんとしたことをしてほしいなと思います。そういうことでお願いしておきますので。  あと3点ですけど,2点目をお願いします。  先ほど,街灯のお話が出ましたが,今,LEDの街灯をしていますが,従来の蛍光灯というのは周囲にたくさん明かりを照らしております。今の分は,真下は明るいのですけども,周囲に明かりが届かないんです。これは,10年間,計画を立ててやっている状態ですが,場所によって距離の長さが違うわけですよね,街灯をつけているところが。長い所でいきますと,今回の新しいLEDにしますと,暗がりが,暗い所がたくさん出るんですよ。そういう形で,先般も,あるお家の所に,妙な遺失物を家の前に置かれたと。なぜかというと,ちょうど街灯と街灯の間の所に家があるので,暗い所にそういうものを置かれた。そういう形で,以前は結構明るさもあったのですが,新しくすることによって自分の所が暗くなったので,そういう分を置かれるようになりましたというお話があって,それで,警察にも相談されたそうです。そういうこともありますので,今後,新しく変えられて明るくはなるんですけども,距離によってそういうような弊害が出るということがありますので,今後,10年間の計画された中で,街灯の距離の間隔をどのように考えていただくか,それも参考にして,今後,計画を立てていただきたいと思います。  それと,3点目ですが,先ほど出ましたSLのお話ですけれども,従来から,地域の方のお話は,あのまま野ざらしにしておきますと,置いたときには普通に見られる状態であった。今は,見るに見かねる,非常に傷んでおる。そういうことで,長いこと,もし置くのであれば,周囲を囲うとか何かしないと,また次の時点で古くなって,また大きなお金をかけないとできないなと。そういうお話もありますので,今回,こういうふうに予算を,2,300万円以外に別にこういうのをするのであれば,そういうことも考慮に入れて,同じ作るのであれば,少しお金を入れていただいて,長く,そういうSLが保てるような方向性を考えていかないと,SLをそのまま買うのは,結構,それなりにお金が要りますので,予算も考えて,どういうふうにこれから進めていくかということも十分検討していただいて,予算再編にも有効にいけるように進めてもらいたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  すみません。さっきのLEDのやつは,あれ,全部変えるのですね。全部で何本とか言よったのを,それを令和4年度に全部変えてしまうのですか。 ◯ 篠村都市整備課長  予定の数を,もうすぐ,令和4年4月から令和4年9月までの半年間をかけまして,LED化されていない蛍光灯,水銀灯,また白熱灯を,市管理の街灯については全てLED化する予定でおります。その後,10月からリースというふうな予定となっております。 ◎ 吉見委員  そしたら,保守点検も10年間は全部向こう持ちですね。 ◯ 篠村都市整備課長  例えば,壊れたでありますとか球が切れたとかいう場合の維持管理につきましては,全てリース費用に含まれておるということでございます。 ◎ 吉見委員  10年たてば市のものになるのですか,それとも,また,更新ですか。 ◯ 篠村都市整備課長  契約の中には,権利については市のほうに移されると,移管されるというふうに取決めをしております。 ◎ 吉見委員  247ページ,交通安全施設,ガードパイプ5万円は,先ほど聞いたように,修理ということですけど,市道和田島36号線で用水路端の550メートルのうちに,令和3年度に18メートル施工して,完成は合計で69メートル,交差点6メートル,残475メールあります。市の車の通行が少ないので,児童が自転車でよく通っているとき,時々落ち込みます。保護者が一人で行くけんじゃわと行政に要請しない。以前,高齢者のシルバーカーを押した人が強風にあおられてシルバーカーと共に落ち込んだ。行政は,そのときすぐに対応した。危険を回避するためにも早急にできないでしょうか,ガードレールを。 ◯ 篠村都市整備課長  現場の状況について,再度,確認をさせていただいて,当然,危険な箇所であるのであれば対応のほうについてはしていきたいと。ただし,限られた予算の中でございますので,設置完了までの年数につきましては,また,いろいろ年数がかかる可能性はあるんですけれども,当然,執行のほうはしていきたいと考えております。 ◎ 吉見委員  10年前から言よんですよ。それでやったのが,今回の18メートルだけですよ。 ◯ 篠村都市整備課長  当然,かなりの距離が残っておりますので,重点的に執行する,ここをやっていくとはこの場では申せませんが,当然,継続地区としまして,ある程度,年度年度,計画的にやっていこうと考えております。 ◎ 吉見委員  256ページ,公園管理。アフターコロナを見据えたSL広場改修設計業務委託料は,出口委員がやってくれたのでいいんですけど,都市公園台帳整備業務委託料246万円は,これは,どういうことでしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  本定例会議において,議案第34号で都市公園を設置すべき区域の決定についてが,このたび,上程されておりますが,本議案によりまして都市公園とすることを予定している区域を併せ,既存の都市公園である小松島ステーションパークを都市公園法第17条第1項の規定に基づき作成するものであります。内容につきましては,平面図のほか,個別施設の調書等により構成されるものを整備していくというような予定でございます。 ◎ 吉見委員  すごいようけいるんですね,びっくりします。  259ページ排水機場管理運営,12番で委託料,和田島側溝排水用水中ポンプ場建物解体・電気設備改修設計業務委託料189万4,000円。どこでどうするのでしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  和田島側溝排水用水中ポンプ場につきましては,場所につきましては,和田島町字浜田の市道和田島50号線沿いにあります水産加工会社が立ち並ぶ道路沿いですが,その海岸近くの場所にありまして,施設建屋の老朽化が著しいことから,建屋の解体とポンプの操作盤を屋内型から屋外型に改築するために必要となる改修設計を行うものでございます。 ◎ 吉見委員  266ページ,高速道路対策168万3,000円。どこの分筆登記でしょうか。 ◯ 篠村都市整備課長  この件につきましては,先ほど,まちづくり推進課のほうからお答えをさせていただいたと思いますが,改めましてお答えをさせていただきますと,この業務につきましては,四国横断自動車道の新居見トンネルの側道に隣接する箇所を津波や洪水時の避難場所として取得するために必要となる区域,これは,新居見町字山路になりますが,ここの分筆登記を行うものでございます。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 松下委員  先ほど,もう一回話していて,交通安全対策で,吉見委員さんのほうから,これもできていないのと違うかという話があったのですけど,これ,部長にお伺いしたいんですけど,これだけ要望的なものも多いのかなと,急いで取り組まなければいけない事業なのかなという認識を持っているのですけど。今回,当初予算はこれで上げていくということですけど,年度を通じて,また,この事業に対して,先ほど課長のほうからも,別事業立てでも組立てていくってあったんですけど,さらに,もう一段,この関連事業に関して取り組んでいかれる気はありませんか。 ◯ 小林都市整備部長  交通安全対策事業でございますが,これは,即取り組まなければならない事業であることは十分認識しております。手前みそになりますけど,交通安全対策事業の設置に当たりましてはいろいろ規定がございまして,例えば,水路に面しておれば,1メートル以上の段差があれば設置しなければならない。これも,全て,道路法で道路認定している限りは,安全な通行を確保しなければならない,これも法律の中に明記されております。我々の責務であると考えております。  これをいかに整備していくのかっていったことでございますが,先ほど課長が申し上げたのは,今,補助事業ばかりでございます。補助事業に頼っていても,事故が起こったのでは何しよるか分かりませんので,これは,部内でしっかりと,また,パトロールしながら,先ほど,積み残している事業もあるっておっしゃっていましたよね,課長。そこを重点的にするとともに,そういった事案があればすぐに対応できるように対策も取っていく考えでございます。  それから,国の事業も,社会資本整備総合交付金事業,今,小松島市では採用しておりませんが,交通安全というのもございますので,そこの有利な財源を探りながら,こういった事業にしっかりと対応できるよう,考えてまいりたいと思っております。 ◎ 松下委員  急ぎ,昨今の事情もあって,今年から,今年からと言わずとも,早い段階でもっと取り組まなければいけない事業の1つだと認識しておりますので,また,取り組んでいただきたいと思います。  すみません,1点だけですけど,地籍調査事業,今年度400万円程度の予算計上ですけど,昨年800万円とか,その前であれば2,000万円とか,3,000万円近いお金,各関連事業に応じてするウエートが多い時期とかはあるかとは思うんですけど,だんだんだんだん減ってきていて,この予算規模で今後も推移するという認識でよろしいですか。 ◯ 篠村都市整備課長  特に,町なか,市街地部分の地籍調査事業につきましては,財源が全て単独費,一般財源になっておりますので,市街地のほうを進めていくに当たりましては,事前に財政部局との調整を十分にした上で執行しておるところでありますが,なかなか,単独事業についてのこれ以上の出のほうが難しいというような財政部局との交渉の中で,来年度につきましては,この予算といいますか,一字で執行するということになっておりますが,地籍調査の担当部局といたしましては,このままのペースではいつまでたってもなかなか完了が見えませんので,当然,次年度,そのまた次の年度に関しましても,ある程度の字について要望はしていくというようなつもりではおります。 ◎ 松下委員  認識をされとるのだったらいいのですけど,今回に関したら,国,県のほうとで半分は持っていただいとるような予算計上をされているので,一字って言ったらかなり少ないんですよね。もっと,本当に取り組んでいかなければいけない。これ,単費でいったら260万円ですよ。市の当初予算規模の,ほかの自治体によっては,取り組んでいない所とかもっと取組が遅い所はあると思うんですけど,こと,多分,県南ないし南海トラフと言われている地域って,もっと取り組んでいかないかん地域だとは思いますので,ぜひ,これだけで終わらんと,もっと財政課のほうとも協議して取り進める事業の1つだと思いますので,どこから進めていくかにもよるとは思うんですけど,そちらも考慮して,できる所はもうどんどん沿岸部においてやっていくというところでしていっていただきたいと思います。以上,終わります。 ◎ 井村委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,都市整備課に対する質疑を終結いたします。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午後 4時35分]                        [再開 午後 4時37分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  次に,住宅課から説明願います。                         [住宅課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で住宅課の説明は終わりました。  本日の会議時間は,議事の都合により,あらかじめこれを延長いたします。  それでは,住宅課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  269ページ。公営住宅の猫,飼い主のいない猫で,100匹分で70万円という説明を聞いたのですけど,これ,環境衛生センターでも飼い主のいない猫で40万円。もう一つ,環境衛生センターで,犬猫で25万6,000円。これはいいとして,住宅課の飼い主のいない猫で70万円,これ,市単独ですね。そしたら,環境衛生センターでやっている40万円も市単独でしょう。なぜこういうふうに,住宅課は公営住宅だけというふうに限定するのでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  今回計上させていただいております70万円に関しましては,市の住宅課が事業者さんにお願いして,団地におる猫を,一旦,病院に連れていっていただいて,去勢手術をして,それで,また同じ場所に戻していただくという委託でございまして,環境衛生センターのほうは,それをされる個人さんなりに補助金を出すというようなことだったと思うんですけど,市営住宅を管理しておる責任上,住民の方が飼っていない野良猫,野良猫と申しますか,飼い主のいない猫がおりますので,その猫が住民の方の家にふん尿等で迷惑をかけているというようなことでございまして,住宅課がお願いしてさせていただきますので,環境衛生センターの事業とはまた目的が違うと申しますか,違うということでございます。 ◎ 吉見委員  これ,市単独でしょう。市単独で住宅課だけがそういうふうにするというのは,普通というか,僕の感覚ではおかしいと思うんですよね。市内どこでもおるんでしょう,猫って,飼い主のいない猫って。ここだけは私の担当だから市単独でやると。ほかのやつはほかがやれだと,住宅課は知らんわと言うのではおかしいと思うんやけどね。 ◎ 前川委員  私等,猫好きとしたら,大変ありがたい事業だというふうに私は思うんですが。これは,業務委託をされるということでよろしいですか。委託先というのは決まっているのですか。 ◯ 花岡住宅課長  見積もりをいただいた業者さんがございますけども,金額も金額でございますので,入札になるか見積もり合わせになるかは別ですけれども,そういう手続にのっとって事業者を選定いたしまして事業を行っていただく予定としております。 ◎ 前川委員  多分,動物愛護団体さんに業務委託をされるというふうに思うんですが。これは,単年度事業の令和4年度だけで終わる事業ではないですよね,これ。 ◯ 花岡住宅課長  先ほども少し申しましたが,私どもは住宅課でございますので,市営住宅に飼い主のいない猫がすみついているような場合に,住民の方もそういう費用が持てないというような場合には,施設の管理者であります住宅課のほうがせざるを得ないのかなというふうなことで今回上げさせていただいておりまして,今申しました太郎丸団地でありますとかミぞ口団地以外の団地に関しましては,まだ詳細な調査というのができておりませんで,当然,住人さん等からの連絡がありましたら対策を講じるつもりではおるのですが,取りあえずは,来年度,この事業をしてみて,その後,さらに住宅にまだ増えるようであればというようなことでは考えております。 ◎ 前川委員  よろしくお願いします。  それと,先ほど花岡課長がおっしゃっとったのですが,猫を捕まえて手術を施して元の場所に戻すと,いわゆるTNR活動やね。ではなしに,私が希望をさせていただくのは,TNPか,捕まえて手術をして,プロテクトやね,保護する,動物愛護団体さん保護していただくように要望を住宅課のほうからしてほしいというふうに思うんですが,いかがでしょうか。  TNP活動。TNRでないんよ。Rはリターンやから,放すけん。Pやから,プロテクト。合っていますか,プロテクト,保護する,守る。保護してほしいという要望を住宅課のほうから動物愛護団体さんのほうにお願いをしていただきたいと思いますので,よろしくお願いします。 ◎ 井村委員長  関連してですけど,今の住宅内におる,不妊手術をするのでしょう。そしたら,今回,見積もりを取ったらこれぐらいの金額でできますよと。だから,不妊治療をしたら増えないから,来年はこんだけ要らんかなと思うんやけど。今,地域猫が,なついている地域猫が,では,住宅課へ行ったらしてくれるわっていうのが口コミで広がって,今度,住宅の敷地内が地域猫の,野良猫の捨て場になる可能性というのは,その可能性というのは心配されないですか。 ◎ 前川委員  いや,そうしたらよ,この事業をずっと続けてくれたらええ。続けてくれたらいい。 ◎ 井村委員長  それで,住宅課で不妊治療したら,地域猫を連れて帰ってくるわけ。 ◎ 前川委員
     いやいや,それを施しよったら,その事業を続けよったら,ね,繁殖は減るのやから,自然と野良猫はなくなります。 ◎ 井村委員長  いや,野良猫捨場になれへんかなという可能性,心配はないのかなという部分なんよね。  どうぞ,関連どうぞ。 ◎ 出口委員  だから,私は,それでいいと思いますよ。 ◎ 井村委員長  そうなん。 ◎ 出口委員  いやいや,最初からね,住宅内だけに限らず,7,000円でできるのだったら,市内全部してもろたらええん。それはできないのですか。                        (「そうや」と言う者あり) ◎ 井村委員長  7,000円でできるって,手術は2万円ぐらいかかるのでなかった。ああ,2万円かかる手術が7,000円でできるのだったら,してもろたらいいのでないかと。そういうあれなんやな。(発言する者あり)ああ,7,000円でしてくれるということやな。もういいです。  もうこれ以上広げよったら。はい,分かりました。 ◎ 松下委員  部長と副市長あたりにお伺いしたいのですけど,住宅課は,今回,自分のところの所管で,そういうなついた所はやっていくということですけど,1回こういう前例を認める。例えば,都市整備部だったら公園であったりとか,例えば,商工観光課だったらみなと交流センターkocoloのあたりとか,おるやつも要望があったら,当然,行政として取り組んでいくという認識でもいいですかね。                (「そうなるよな」,「認めてもらわな困る」などと言う者あり) ◎ 井村委員長  答弁あるの。 ◯ 三宅副市長  飼い主のいない猫等についてですね,今の社会がどういうようにそれを守り,また扱っていくかというのは,いろんな考え方があると思います。それで,これは,私の感覚としては,基本的には飼い主が,まず,何らかの形で関わった方は最後まで猫等を大事に飼っていただいてという,これは,動物愛護センターは基本的にそうお願いしたいということで,むやみに養育を放棄してほしくないと,そういうのが根底にあると思います。  ただ,そういう中で,飼い主がいない猫が公園等で現にいるという中で,さらなる繁殖を防ごうということで避妊手術をやっていると。だから,それを社会全体で,あまりにそれが周辺に迷惑かけないような形に持っていくのだったらということで,今の環境衛生センターの制度が出来てきたのだろうと思います。ただ,それだけではなかなか減らないし,今回のように,住宅課の公営住宅の空いている所にすみついているとか,これも,現実論としてそれをどうするのかというところから,対処療法として,今回,これを予算化させていただいております。  ただ,その発想をどこまで広げるかというのは,どこまでも広げるというのは,無理はあるのだろうなと。だから,もう一点は,御自身で飼われた猫等を最後までみとってくださいと,そこまで大事にしてくださいという思想も要るだろうし,一定の限界はあるから,今後,現場によって考えていかざるを得ないのかなと考えております。 ◎ 松下委員  おっしゃるとおりで,何も間違いはなく,性善説でもあるのですけど。この辺りの見極めはしとるほうが,方針を出しとるほうがいいのと違うかなと思うんです。今回は,たちまち,空き家になっている所の市営住宅だとか,そういう所にいるので,周辺に何もなかったら仕方がないわというやる方向ですけど,ただ,普通,1回認めたら,想定できるところはあるじゃないですか,所管しているところで誰かが餌をやっていて。そしたら,こんなのも,当然,やるべきちゃうかって。ただ,環境衛生センターでこんな事業しようよって言っても持ち出しが要るのでなかなかできないというところで,おかしいやないかいという,多分,話になってくると思うんです。なので,そのあたりの整理を事前にされとるほうがいいかなと思いました。 ◎ 吉見委員  これ,70万円,どこかから要望があったのですか,それとも,住宅課が見てから,ああ,これ,いかんな,しようかというふうに決めたのでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  もちろん,住民さんのほうから,猫をどうにかしてほしいという要望がございまして,ただ,できることとしましては,のけてしまうということはできませんので,その中で唯一できることと言えば,増えないようにするということしかないのかなというようなことで,今回,予算計上させていただいておりまして,先ほど説明した中では言ってはいなかったのですが,今,100匹と申しますのは,例えば,太郎丸団地が大体40匹ぐらい,ミぞ口団地も40匹ぐらい,大林団地が20匹ぐらいということで,そういうことで,今,100匹計上させていただいておりまして,繁殖力もすごいというようなことで,実際,100匹をやってみて,まださらにできない猫,例えば,たくさんおるというような場合になったら,また,それはそれで,そこでまた考えていかないかんというふうには考えております。 ◎ 吉見委員  ちょっときれいに言うて。太郎丸団地が40匹で,どこが何匹で,合計で100匹になったのですか。 ◯ 花岡住宅課長  太郎丸団地が40匹,ミぞ口団地が40匹,大林団地が20匹ということで100匹を想定いたしております。 ◎ 吉見委員  大林団地は誰も住んでない所と違いますの。                       (「まだおるおる」と言う者あり) ◎ 吉見委員  あ,住んでいる,ごめんなさい。  住民から住宅課に要望があったということは,都市整備課だったら,都市整備課に要望があれば,都市整備課がどうにか考えるという理解でいいんですね。 ◯ 小林都市整備部長  今,住宅課長から申し上げましたように,住宅課所管の分は,今,計上させていただいております。ほかの施設に関しましては,まず,公共施設であるということが原則になってまいります。公園についても,私も,よくウオーキングとかマラソンとかするのですが,あっちこっちで猫を見かけるんですね。猫がそこの公園だけに居着いているのかどうか分かりませんので,そういった調査も必要になってきますし,どこまで被害を与えているのかというところもあると思うんですよ。被害がないのにそういったことを積極的にしていくというのは,また,考え方もいろいろあろうかと思いますけど。いずれにいたしましても,原則,公共施設ということで御理解いただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  住民から,ここにおるのやけど邪魔になってしゃあないんやと言うてきたら,その課が調べに行って,ああ,そうやなとなったらやれるのですね。ですから,要望がなければせんということですね。 ◯ 小林都市整備部長  先ほど申し上げたのですけど,猫がいるからといってするわけではなくて,被害がどこまで及んでいるのかといったことも1つの観点であろうかと思いますので,そうしたことを一つ一つ,ケース・バイ・ケースがあると思うんです。なので,そういうお声がありましたら,まずは調査を行うといったところでございます。 ◎ 吉見委員  はい,よく分かりました。  268ページ。                         (「関連」と言う者あり) ◎ 出口委員  これ,1匹7,000円で処置をしてくれるというのが大きな魅力だろうと思うんですよ。環境衛生センターが飼い主のいない猫ということで40万円,それから,犬・猫で25万6,000円。それと,住宅で70万円と,これ,全部合わせたら100何十万円になるんですよ。それが,7,000円で処分してくれるのなら,処分というか,処置をしてくれるのなら,別に,そんな,所管にこだわることは,私は,ないと思いますよ。縦割りの行政やからそうなるんですよ。7,000円で処置してくれるんだったら,環境衛生センターであろうと住宅課であろうと構わないでないですか。何で,そういう体制が取れないのですか。それは,一発に全部せえと言ったって無理なのは分かっとるから,せめて,今つけとる予算をまとめてやったらいいことではないですか。 ◯ 花岡住宅課長  先ほど部長のほうも答弁いたしましたように,今回,住宅課がこれを上げさせていただいているのは,住宅の団地内にすみついてしまっている猫がいるというようなことで,あくまでも,団地に住んでいる方に迷惑をかけておるというようなこともございまして,今回,予算化させていただいておりまして,あくまでも,環境衛生センターのほうは個人さんがされる場合の補助金であったかと思いますので,そのあたりは一緒にはできないのかなというふうには考えております。 ◎ 出口委員  いや,だから,それがおかしいと言よるのですよ。住宅課は,それは,市営住宅は住宅課の所管やから,住宅課は市営住宅のことを考えるというのは分かりますよ。だけど,それより,住宅課が今やろうとしていることが,処置費が一番安いんですよ。だから,ほかの環境衛生センターの所管のものであろうと公園の所管のものであろうとね,それは,7,000円で処置してくれるのだったら,それを一緒にやったらいいのではないですか。何も別に所管にこだわることはないと思いますけどもね。所管の問題でない,副市長,どうですか。全市的な,全庁的な問題として捉えるということはできないのですか。 ◯ 三宅副市長  1頭2万円とか,そういうのをお聞きしております。それに対して,今回,1頭当たり7,000円ということですけれども,これは,1つの団地の中の猫を委託して,そのエリアだけで愛護団体等がまとめて対応してくれるということで考えておるんですけれども,環境衛生センターのほうは,それぞれ連れていかれる方が動物病院等でそういった手術をしてもらうということで,そこの,多分,単価の違いはあるのだろうと思います。それをまとめられないかということですけども,なかなか,今の状況では難しいのかなとは思っております。 ◎ 出口委員  お言葉ですけど,何で難しいのですか。そうなると,今言よるようになると,市営住宅の人と一般の人とで差ができますよ,行政対応の差が。 ◯ 三宅副市長  今回の,住宅に居着いている猫等については,お任せする業者さんというか,団体がまとめて捕獲というか,それを対応してくれるということでございます。ですから,一度にというか,そういう形なのに対して,環境衛生センターの場合はそれぞれの方々が,自分の御希望されるときに病院等に連れていくということなので,その辺の違いを一緒にやるというのは無理なものがあるのかなとは思っております。 ◎ 出口委員  現実にね,市営住宅の所は住宅課がやったらいいではないですか。それは,それでいいんですよ,別に文句を言よるわけでない。だけど,それを環境衛生センターの所管とか公園の所管とかに広げることはできないのですかと言よる。それはできるでしょう。業者のほうがそんなにたくさんはできんわと言われればしようがないけども。そういうことではないのでしょう。  いやいや,市営住宅だったら固まっとるからやりやすいから7,000円ですという話になっとるのですか。業者がそういうことを言っとるのですか。 ◯ 花岡住宅課長  市営住宅に関しましては,場所でありますとか,大体,何頭ぐらいいるかというようなことを伝えまして,今回,見積もりをいただいておるというようなことで,もともとから安いのかどうかって,私のほうではあれですけども,条件はお伝えした上でこういうことでということで1頭当たり7,000円ぐらいということでは聞いております。 ◎ 出口委員  それは分かりますよ,それは,それでいいだろうと思うんですね,住宅課は住宅課のテリトリーをやるということで,それは,別に決して悪いことではないし,私も,別に悪いとは言っていません。  ただ,それを全庁的に,市内全域の活動というか,契約として業者に業務委託をして猫の不妊手術をやってもらおうという交渉というのはできないのですか,副市長。それを住宅課にやれと言ったって,それは,無理なのは分かっていますけども。いろいろあるではないですか,環境衛生センターとか公園とか公共物とかいろいろありますよ。そういう所は,個人が足らん分を出して連れていって市は半分も出さんというようなことで,市営住宅は業者が取りに来て,それで,業者が処置をして,また元へ戻ってくると。だったら,格差があるではないですか,市民に対して。行政の仕事は,格差があったらいかんと私は思いますけど。だから,それ,副市長が,今ここで,できる,できないは返答できないと言うのだったら,検討してみてくださいな。検討もしませんか。 ◯ 三宅副市長  環境衛生センターが,今回のいろいろ予算計上する段階で,県の動物愛護管理センター等とも御相談もして今回の形を作っていると思いますので,いろんな関係方面に協議はして,どういう方法がいいかというのは,もう一度,検討はしたいと思っております。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。 ◎ 近藤委員  お願いします。270ページの下から4つ目です。耐震改修支援補助金についてお伺いをいたします。  いつ災害が起きるかいつ地震が起きるか分からないという状況の中で,住み続けてもらう,また,リノベーションをしたいとか,若者たちは使ったりしますが,住んでもらうためにも耐震化は必要であると思いますので,前の予算決算常任委員会のときに御質問をいたしました。同じものというように捉えて,まず,よろしいのでしょうか。1件110万円というのでよろしいのでしょうか,お伺いいたします。 ◯ 花岡住宅課長  1件当たり110万円は変わってはおりません。 ◎ 近藤委員  そうしましたら,ちょうど1年間,今年度が終わろうとしておりますけれども,どれだけの実績がありましたでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  110万円の耐震改修支援補助金に関しましては,令和2年度,昨年度が9件,今年度に関しましては15件の予定でございます。 ◎ 近藤委員  令和2年度の9件から令和3年度の15件ということで増えているということで,周知が進んできているんだなというように思います。こういうように,110万円でも補助があることによって耐震化をしようという意識が高まると思いますので,引き続き,今年度も力を入れて進めていただきたいというふうに思います。  それと,もう一つ,興味が非常にあったのが,多様性を重んじてくれているなと思ったのが,273ページの,多分,新事業と思いますけれども,新生活様式対応住宅リフォーム支援事業補助金ということで,コロナの対策に向けて新しい生活様式ということで,市役所の中のエレベーターも非接触になったりとか,様々に変わっていかなければいけないという,そういうところの視点も大事にして,多様性をもって,これから,住宅というか,どういう家に住んでいこうか,そして,耐震化をしっかりしていく,そういう意識を持つように進めていただきたいというように思っておりますが,今年度にかける意気込みを教えてください。 ◯ 花岡住宅課長  今,委員さんがおっしゃっていただいた,新生活様式対応住宅リフォーム支援事業でございますが,これに関しましては,先ほど少し申しましたが,コロナ対策というようなことで,非接触タイプの水栓器具に交換する工事でありますとか,居室内に洗面台やトイレ,シャワールーム等を増設するような工事でありますとか,センサー式の水洗トイレに交換するような工事でありますとか,ある一定のコロナ対策と認められる工事を一部行っていただいて,それ以外に,住宅の修繕であったり耐久性を高めるような工事も併せてしていただいて,工事費が75万円以上となったような場合に,5分の1であります15万円を補助するというような事業でございまして,こういう,住宅を改修する工事に補助金を出すことによりまして,ある意味,空き家等もこういうもので活用していただいてというようなことも想定できますので,こちらの事業に関しましてはコロナ交付金のほうを充当するようになりますので,令和4年度限りか,令和5年度まで続けられるかというのは分かりませんが,事業を実施して,新しい生活様式を普及できるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎ 近藤委員  御答弁いただきました。コロナ対策とともに,次代を担っていく子どもたちもそういうような景色というか,そういう家の中の様子といいますか,そういうものを見ていくということも大事であると思います。必要か必要でないかというのは,それは,人々にとって,お一人お一人によって違うと思いますけれども,近代的に,先端的なものは使っていくというような,そういう方向性も大事だと思います。それと,私は,耐震化は変わらず進めていただきたいと思います。2点,全然違う方向性を多様的に用いていただいておりますけども,一石何鳥にもなる効果が上がるのではないかというように思っておりますので,どうか,周知をよろしくお願いいたします。 ◎ 佐野委員  271ページのブロック塀等安全対策事業66万円。これは,何件分ぐらいの予定ですか。 ◯ 花岡住宅課長  これは10件分でございます。 ◎ 佐野委員  この対策事業が6月か7月の広報に1回出るだけで,そういうので,1年で1回で終わりなので,皆がそれに気がつくとかが,大概,ちょうど時期がそれに合わない人も多くて,業者とか,いろんな皆さん,都合もあるので,そしたら,大体,通学路で,まだ危険な所とかがようけ残っているのですけれども,それを,広報をもっと,年2回とかにしなかったら,大概,対策事業に申請をできない人が,私の知っている中ではほとんどなので,直ったらそれでいいのですけれども。物すごく危険な所もあるし,大阪の地震で女の子が亡くなった後は大分熱心だったのですけれども,この頃はあんまりね,大分熱心さがなくなってきたような感じがあるので,もう一回,危ない所は,市のほうとか,あれ,県のも調査してしよったのですけど,直してくださいというような案内をしよったので,そういう広報をするのと,対策事業がありますよというのを,せめて年2回ぐらい広報をしてあげていただきたいと思います。  というのは,去年も,10件なら10件で収まったのでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  ブロック塀の事業の件数でございますが,令和2年度は2件でございまして,今年度は7件となっております。令和3年度に関しましては,先ほどの事業改善書のほうで少し申しましたが,接道の要件を少し見直したこともありまして,今年度,件数は増えてきております。ただ,新年度は10件ということで,今,予算化しておりますが,当然,これ,増えてくるようでしたら増額の要望等も行ってはいくのですけども,あと,また,ブロック塀の調査のほうは,たしか,県のほうがしてくれておりまして,個人の通知ですか,改善の要望に関しましてはこちらのほうから送っているとは思うんですが。個人通知,それから,補助金の広報,本年度に関しましては,総合防災訓練のほうでもこういうブースを設けまして案内をいたしましたので,2回広報するかどうかについても,今後,検討して,なるべく補助金を使っていただけるように広報していきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。 ◎ 佐野委員  件数が少ないのは,さっきも言うたように,ちょうど業者の都合もあって,だから,申請時期が遅れてしまったらもう1年待たないといけない。そんなことは皆しないので,需要があってしよるのだろうけれども,補助金の広報とか,時期に間に合わない,申請ができないという人がほとんどなので,補助金だけでなしに,こういうのがありますよ,してくださいよというのを,広報に案内するのだったら,年2回ぐらいするとかいうふうな広報でようけ進めていってください。終わります。
    ◎ 井村委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  269ページ,滞納分,督促など,委託や,2万3,000円しかないのですけど,前だったらかなりようけ要っとったと思うんですけど,何ぼかな,こんな2万3,000円でいけるのでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  市営住宅使用料滞納分催告事務取扱手数料に関しましては2万3,000円でございまして,その下に委託料本体がございます。業務委託の上から5つ目になりますが,市営住宅使用料滞納分催告等業務委託料ということで,先ほどの手数料は,かかった分,実費だけを弁護士さんに払うところでございまして,ここは2万3,000円でございますが,その下に,さっき言いました委託料で132万円を計上いたしております。 ◎ 吉見委員  令和3年度が220万円で,今度は132万円,88万円減になっているのですけど,これは,どうでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  市営住宅使用料滞納分催告等業務委託料132万円でございまして,おっしゃるように,昨年度は220万円ついております。本年度の132万円の内訳といたしまして,督促や相談を含めた,1年間の弁護士さんへの相談料と催告を含めた業務委託として110万円と,訴訟を行ったときの着手金として1件分で22万円。合計で132万円となっておりまして,昨年分は,訴訟分の着手金が5件分ついておったので220万円でございました。現在,明渡し訴訟等を行う方が決定しているということではございませんので,実際に訴訟を提起する際に,補正予算等で,今後,可能なため,今回これは減少しておるというようなことでございます。 ◎ 吉見委員  住宅未収金,まだ,今,4億円かそこらあるのと違いますの。それで,去年が5件で今年1件や言うて,そんなので100%できるのですか,これ。 ◯ 花岡住宅課長  先ほども少し申しましたが,実際に裁判に申し立てていく際にかかる着手金として1件当たり22万円でございますので,実際,来年度に訴訟に着手できる件数というのは,現在ではまだ予定はしておりませんので,実際,話によってそういう方向に行った場合には補正対応等も可能でございますので,そのときに説明をするとともに予算要望もしてまいりたいと思っております。 ◎ 吉見委員  去年の9月では,滞納分,残高が何ぼって知っているのですけど,現在,あれから減っているのですか。 ◯ 花岡住宅課長  すみません,今,2月末現在の数字を持っておりませんので,すぐに持ってまいりますので,後の報告でよろしいでしょうか。 ◎ 吉見委員  火曜日でも結構です,教えてください。  それと,喜来の処分料が927万円で搬出が355万円とか処分が何ぼとか言よったのですけど,これ,搬出で,家の中にあるのと,道路というか,広場にあるのとありますわね。これ,分けて幾らですか。 ◯ 花岡住宅課長  搬出業務のほうをおっしゃられているのですか。 ◎ 吉見委員  搬出と処分と,家電はないでしょうね,家電もあるのかな。両方,どうなんでしょうか。これ,トータルで,355万円,549万円,22万円ってなっているのですけど,部屋の中ばっかりではないでしょう。管理が不十分なために,外へいっぱい,ほかの所から持ってきているでしょう。それが大分多いのと違いますの。 ◯ 花岡住宅課長  まず,先ほど内訳で説明いたしました搬出業務355万4,980円というほうは,先ほどスケジュールでも少し申しましたが,最初の貴重品を残す以外の,まず,搬出で5日,それから貴重品の処分で2日を見積もっておりまして,計7日間で99人の作業員さんが作業を行っていただくと。7日間で車両のほうも延べで19台使用するというような,搬出のほうはそういう見積もりでございます。  処分のほうは,こちらは,全ての重量が幾らというのが量れておるわけではないので,まず,想定としておりますのが,部屋の中にある,処分の重さが想定で28.6トン。外回り,いわゆる2号棟,3号棟でしたら1階部分が駐車場みたいな所になっておりまして,そこにも所有者の分からない残置物が残されておると。その辺りで,想定で22トン。合計で50.6トンの処分をしていただくという,そのお金が549万4,500円というようなことで想定はいたしております。  ただし,当然,処分するトン数は,実際かかった分しか支払いませんので,どれぐらいになるかというのはまだ分からないのですが,そういう想定で,今回,見積もりをいただいております。 ◎ 吉見委員  処分のやつでも22トン,広場の外に。それで,搬出のほうもかなりあると思うんですよね。住宅課がちゃんと管理しておれば広場のやつはないと思うんですよね。部長,どう思いますか。 ◯ 小林都市整備部長  吉見委員がおっしゃるとおりと思います。なので,これから,これ以上,こういった残置物が増えないように早く早く手を打っていくということが重要になってまいりますので,新年度におきましては,まずは喜来団地に取りかかるということでございます。 ◎ 吉見委員  家の中に置いてある未処分のやつは,これは,どないもしゃあないのですか。例えば,僕が住んどったと,それで,僕が出ていったと,その後に残っとったと。それは,おまえ持って帰れとは言えないのでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  本来は,そういうことです。 ◎ 吉見委員  本来はそうだったら,本来どおりせんとあかんの違いますの。 ◯ 花岡住宅課長  121室のうち48室に,実際,物が残されております。それで,そのときに,喜来住宅というのは耐震性がないというようなことでほかへ移っていただくということで今までもずっと事業を進めてきておりまして,取りあえず,先に移っていただいて,残置物の整理は後でもいいですよというようなことで,まず,移るのを優先していたような経緯もございます。  あとは,ただ,住宅課にある契約書,請書というものですけども,この部屋に入るということで請書というのがございまして,調査いたしましたところ,48件中16件の部屋の請書,契約書がないというようなことで,16件は所有者が分からないというものがございます。また,2号棟,3号棟に関しましては,1階部分がピロティ部分というようなことになっておりまして,そちらに関しましても所有者が分からないというふうなことでございまして,所有者を特定していくためには,当然,裁判所に申し立てて云々っていろいろあるんですけれども,なかなか,それも困難だというようなこともございます。  あとは,移転の際に,こちらが,残置物があるけれどもオーケーをしておるというようなものもございまして,いずれにいたしましても,最近の話ではないものも多くございまして,市のほうで行うしかないのかなというようなことでございます。 ◎ 池渕委員  課長がおっしゃられたように,今までずっと懸案事項だったものが,なかなか,手つかず,個人の所有物でできなかったというのが,これ,事実として長年あったわけであって,私は,反対に,よく決断したなあと思とるんです。個人の所有物に対して送ってね,何らかのアクションがある,そのアクションに対して,そのアクションはきっといいアクションではないはずなんですよ。だから,歴代,みんな,それを反対に,できないなあってなってきたのが1つ絶対あったと思うのと,なかなか,管理自体が,正直,それは,適正にできていなかったというのは,これ,皆さん自覚している話で,我々も分かっている話で,そこに一歩踏み込むことは,これ,今回のことなので,大きな踏み込みかなあと私は感じています。  その上で,1つなかったのは,これ,解体の設計は,今後,来年度に考えていくという考え方かな,どこでどう踏み切る考え方でおるのかというのを聞きたいのですけど。 ◯ 花岡住宅課長  委員さんがおっしゃっていただいたように,当然,残置物が処分できないことには,今,あそこの解体であったり処分であったりということが当然できないので,こういう事業をさせていただいております。  跡地利用,例えば,以前,委員さんのほうからもあったかとは思いますが,建物つきで土地を売ってはどうかというようなこともあったかと思います。そのあたりの検証もそうですし,市の内部での需要と申しますか,住宅としては,あそこには市営住宅は建てないので,あそこは,住宅としては必要ない所ではあるのですが,市の内部であそこをどういう活用をするかということも,まだ,内部的に,意思のあれができておりませんので,そのあたりをもちろんしながら,どこまで,あとは,あそこが利用価値があるのであるかどうかとか,そのあたりも調査しながら,今後の,まず活用を考えていきたいと考えておりますので。もちろん,建物自身は解体するというようなことになったら,住宅課のほうで,当然,解体の設計云々というのでさせてはいただくようにはなるのですが,まだそこまでは至っていないので,これからの協議かなというふうに考えておりますので,御理解いただきたいと思います。 ◎ 井村委員長  ほかに。 ◎ 松下委員  池渕さんがおっしゃりよったけど,あまりにもずさんというか,はっきり言うて,いいかげんというか,今,市営住宅のほうの管理ですけど,これ,900万円超えての支出をするんよね。この原資というのは何かって言うたら税金なんよね。税金を使って,ちゃんとした管理がなされていない,ちゃんとしたものができていないものに関して,ほかの市民の税が使われるというのは,ちょっとおかしいよね,考え方からしたら。一歩進んでってあったんですけど,もっとちゃんと管理しとったらこんなことにはならんし,誰がおったかも分からん,放るのもこんなんも分からん。で,確認ですけど,移転の場合は,では,ごみをほって帰ってもええという,住宅課のほうの答えでいいですか。 ◯ 花岡住宅課長  いや,ほっていくというよりは,まず,移転を優先していただいて,ゆっくり片づけてくださいというようなことで進めてきておったというふうには聞いております。 ◎ 松下委員  でも,ほっていくのでしょう。分かるんでしょう。最近の話じゃないですか,それだったら。 ◯ 花岡住宅課長  現在は,人に関しましては全て出ていかれておりますので,実際,明渡しの書類を出していただいて,あるまま承認している所も,もちろんございますが,それすらまだ出ていない所もあります。それは,実際,もう亡くなってしまって。 ◎ 松下委員  その場合はいいんですけど,これで明渡しで,これでいいですよって言って見に行ったでしょう,市の方も。例えば,荷物を,いついつ退去しますわ,では,市は行きますわ。まだ荷物が残っとるでえ,いやいや,構わんけんな,これで,退去で,明渡しで,では,私,受け取ったけんなということがあるのでしょう。であれば,ほかの今後に関しても,移転に関しても,条件とかケース・バイ・ケースでしよるけど,前例を認めるということは,このまま,私,これも要らんしあれも要らんし,よそでしてくれるのだったら全部そっちでほかしといてだというので受け取っていいのですか。 ◯ 花岡住宅課長  原則的には,当然,御本人さんにのけていただくというのが原則でございますので,そのように。 ◎ 松下委員  でも,今回,そうやった根拠は何ですか。 ◯ 花岡住宅課長  今回認めたといいますか,その当時に,明渡し届を,残ったまま出していただいとるというようなことでございまして。 ◎ 松下委員  これは,客観的事実であって,認めた理由は何ですかというのが,恐らく,今後も,多分,出てくると思うんです,除却が出てきて。その場合も移転というふうな形で同じような該当するようなケースになってくる場合が非常に多いと思うんです。あそこはいけてここはいかんかって,では,あそこがいけた理由は,具体的に何を根拠に,いけた理由を教えてくださいってお伺いしよるんです。 ◯ 花岡住宅課長  何といいますか,書類上も,過去にそれで認めてしまったというところもございまして,そのときにそういう,何かやむを得ない事情があったのかなというふうには考えますが,基本的には,残置物はのけていただいてということで考えております。 ◎ 松下委員  ちなみに,それ,何年前のことですか。 ◯ 花岡住宅課長  例えばで申しますと,明渡しが平成15年にあったものでありますとか,平成14年でありますとか平成12年でありますとか,明渡し届をそのときに頂いておるけども物が残っておるというようなことでございます。 ◎ 松下委員  では,ほとんどは10年以上,15年以上前の当時の方が,言い方が悪いけど,ええ加減な仕事をしとって,できもせん約束しとって,うん,ええよで処理を終わらせとったという認識でいいですか。 ◯ 花岡住宅課長  古いもので言いますと,あとは,一番新しいところで言いますと平成31年とかですね。ただ,それぞれ案件によりまして,例えば,居住者が亡くなってしまって,相続人を追わえていってでないとどうにもならんというようなであったりとか,個々の案件によっていろんなあれもあるかとは思うんですが,相続人で連絡がつくけども何もしてくれないとか,そういう,案件としてはいろいろな案件があります。 ◎ 松下委員  ある程度は仕方がないとこは分かるんです。ただ,あまりにも数が多過ぎる。小1,000万円の処分費が要るようになるまでほっとくというのはあまりにもかけ離れているので,今後,これ,教訓ではないのですけど,例えば,入居するときに残置物の放置に関しての誓約書であったりとか,もう少し見直して,これを契機にというのではないのですけど,改善点を洗い出して,入居のときもしっかり維持管理できるように。また,長寿命化計画等々も書いていっているのですけど,戸数も,多分もう無理なんですよ,これを聞いている限り,維持していくというのが,行政が持つキャパシティーを超え過ぎているので。ここも,もう一回,考えて改定もしていただきたいなと思います。  あとなんですけど,273ページで,工事請負で豊ノ本団地の営繕の工事の分が入っているんですけど,多分,これ,前回の当初予算で設計が出ていたんですかね。設計が出ていたときって,もう一部屋あったような気がするんですけど,これは,なくしたんですかね。 ◯ 花岡住宅課長  私が聞いておりますのは,火災がいった部屋と周辺を併せて,5部屋が放流水であるとかで傷んだけども,1部屋だけは,すぐに改修を自前でして,今,そこは住んでいただいておって,改修ができずに残っておるのは4室というふうには聞いてはおるんですけども。 ◎ 松下委員  気になったのが,212号室かな,これ,前回,前年の当初予算は設計で載っていたのに,今回で改修に載っていないので,あれ,どうだったんだろうかな。おっしゃるとおり,5部屋と言うけど,ここは,今,当初予算で工事は4部屋でえね。だから,それが,単純に普通の工事でいけただけなのかなという,設計を出していくに当たってそんなに要らんかなというとこですけど。これも,もう少し考えて工事費とかを圧縮する方法って検討したりとかをされたのですかね。高過ぎるのと違うのかなと,べた割したら。 ◯ 花岡住宅課長  基本的には,機能アップというのではなくて,当時の部屋と同等程度の部屋に復旧するというような工事でしておりまして,中には,例えば,たしか,すす等がある廃棄物の処分費みたいなものも含まれてくるため,少し割高になるのかなというふうには考えておりますが,すごく機能アップしてというのではなくて,現況での復旧ということで,今回,させていただいております。 ◎ 松下委員  分かるんです。ある程度,値段も費用も工事費用も高くなってきていますし,行政が行って,ある程度,変なものはできないというか,手順だってしていかなければいけないところではあるんですけど,これだけ高額になってくると,やり方に関しても,もうちょっと考えて検討,どういった形でできるかというところもやらんと,ちょっと高くなり過ぎて行きよるなというところがあるんです。多分,ほかの工事も,何かこう,公営住宅法の縛りのある中,やり方とかもあるとは思うんですけど,できること,できないことと。もう少し検討した方がいいのかなと思って,お伺いをしました。  あとですけど,除却のほうも出ていたと思うんですけど,5,800万円ですかね,これ,清水だったんですかね。 ◯ 花岡住宅課長  清水団地でございます。 ◎ 松下委員  これって全部ですか。それとも最近多い,一戸ずつ空いた所から壊していくとか。 ◯ 花岡住宅課長  先ほどの説明でも少し申しましたが,まだお住まいの方がおられますので,全てではございませんで,河川改修に係る分が7棟,それ以外に,既に住まれていない所の2棟を合わせまして9棟の解体工事でございまして,今住んでいる方がおられますので,2棟だけが残るというような予定でございます。 ◎ 松下委員  いらっしゃる分は,なかなか,ここまでできないとは思うので。というのが,一発に壊して,そのほうが安価に済みますし,除却に関しても,これ,前も,先ほどお話もあったんですけども,使う用途があるかないかを早急に決めて,ないのであれば,わざわざ官が除却する必要はないと思うんです,高いお金出して。一般と比べると,全然,金額が変わってくるので,設計して,解体してって入れたりしたら。ちなみに,前回の当初予算で来とるのでも,実際,実施したら,全然,お金もそもそも違うし,そういったところも踏まえて,早期に,さっき喜来の話もありましたけど,早い段階で,もっと検討していただきたいなと思います。  すみません,あと1点だけですけど,272ページの民間住宅リフォーム事業を新たに創設するあたりで,何か工事をしない枠にするであったりとか,抽せんであったりとか,いつ頃するかというのは固まっているのでしょうか。
    ◯ 花岡住宅課長  新しい民間住宅リフォーム事業でございますが,市内事業者さんを使っていただいたら,例えば,外壁改修であろうが中のであろうが,使えるというようなことで想定しておりますので,応募者が殺到する可能性があるかなと考えておりますので,今のところは抽せんをさせていただいてというふうには考えておるのですが,時期等はまだ調整できていないのですが,今はそのように考えております。 ◎ 松下委員  すみません,市内業者に限るのですか,限らないのですか。 ◯ 花岡住宅課長  市内に住所がある事業者さんに限るということで考えております。 ◎ 吉見委員  先ほどの喜来の住宅の広場の処分のトン数が22トンとあったんですけど,これ,住民が,広場にようけ持ってきよるんやけど,どないぞできんかと言うたら,いや,住んでいる人が引き取りに来るから開けっ放しにしとるんやと,開けてあるんやと言うて,開けてあったらあかんのでないかと住民から言うてきて,初めて入れないようにしたという記憶があるのですけど。これ,課長に言うても,引継ぎがなかなかできないと思うのですけど,部長とか副市長とか,そういうことをしないように,ちゃんと,やった場合は侵入ができないように,そういうふうな申し渡しはできないでしょうか。 ◯ 小林都市整備部長  お答え申し上げたいと思います。  喜来団地の屋外の残置物でございますが,こういった,あそこって1階がピロティになっていますので,そこにある残置物となっております。屋外と言いながらですね。屋内が部屋の中で,屋外は1階のピロティの所にあるのがここの残置物になっております。  今回は,住宅のことに関する残置物ということで御質問いただいておりますが,例えば,市が管理している土地とかもございます。その辺りは,中に入れないように柵を設けてしっかり管理はしてまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  ちょっと教えて。この広場の22トンというのは,建物の中の広場という意味ですか。 ◯ 花岡住宅課長  1階部分,ピロティ部分に廃棄されとるというか,置かれとる家電等のものでございます。 ◎ 吉見委員  建物と建物の間にある広場にはいっぱいあると思うんですけど,それを市民から言ってきて,たしか,僕が言うて,入らんようにしたというふうな記憶があるんですけど,そうではないのでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  以前は置かれておったというふうには聞いておるのですが,現在,その部分に関してはなくなっているはずでございます。 ◎ 吉見委員  たしか,除却作業をするからそのときに一発にするというふうに聞いたんですけど,では,間違っているのですね。ありがとうございました。 ◎ 井村委員長  ほかに。 ◎ 杉本委員  先ほど,住宅のほうで荷物の部分の処分はできるということで,非常に前向きなという御意見もあったんですが,従来,私が聞いたときには,住宅を出ていって荷物を置いた方の処分をすると,法律上難しいから,負けるので,荷物の撤去はできませんという,住宅課からの話を私は聞いておりますが,それから以降,何か法律の改正か何かがあって,そういうふうな荷物の取り除きの処分はできるようになったのでしょうか。 ◯ 花岡住宅課長  その物自身の所有権というものが強うございまして,委員おっしゃるように,勝手に,本来は,市が行うことはできません。ただ,先ほども言いましたように,所有者が分からない残置物もございまして,これに関しましては,正式に,その物を処分する場合は,不在者財産管理人という管理人を選定いたしまして,この場合は裁判所のほうへ申し立てる必要がございますが,不在者財産管理人というものを選任して,その方にその物を処分していただくということをしていただくのですが,結局,不在者財産管理人さんは,残されている物の価値がなければ,それを撤去する費用等がございませんので,結局,申し立てても,そのまま物は残ってしまうと。それが正式に残ってしまったら,結局,最後は,市のほうがのけなければならないと。これは,弁護士さんのほうにも確認をしておるのですが,そういうことになります。  ですから,処分はしますけども,所有者がもし出てきた場合は,それに対する損害賠償というようなことの可能性はございますので,先ほどスケジュールのほうでも少し申しましたように,一般的に価値があるようなもの,家電でありますとかというものに関しては処分せずにその部屋に残しておいて,その旨を広報して所有者を探すことをいたしまして,さらに,一定期間を過ぎても申出がない場合に関しては,所有者がいないというようなことで処分をするというふうに考えております。 ◎ 杉本委員  住宅のことにつきましては,以前に議員と住宅課のほうで小松島市のそういう住宅を視察に行ったことがございます。そのときに,たくさんの荷物が置かれ,そして,中には,住宅でおいでた方が亡くなったということで,後日,そこのお部屋を抽せんして別の方が入った場合に,その部分が隣の方の言葉で入った方が聞いて,後でもめて,そういう跡へわしをはめるのかというような大きな問題が起きたそうでございますが,そういうことも,いろいろ管理上,難しいだろうと思いますし。  また,昨今,大分前の話ですが,住宅課に保管してあるキーが,空いておる住宅の部屋を開けるときにそのキーが合わないということがありました。そして,従来ずっと住んでいる方の親戚の方の持っている鍵が開いて,市で保管している鍵が開かないという,こういう管理がありましたので,そこらあたりが,先ほども言ったように,管理が十分徹底できていないのかなあということもありますので,今後,住宅問題についてはいろんな問題がたくさんありますが,管理についても十分気をつけていただいて,今後,運営していっていただきたいと思いますので。以上でございます。 ◎ 井村委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,住宅課に対する質疑を終結いたします。  小休いたします。速やかに交代してください。                        [休憩 午後 6時06分]                        [再開 午後 6時10分] ◎ 井村委員長  再開いたします。  次に,建設管理課から説明願います。                        [建設管理課より議案説明] ◎ 井村委員長  以上で建設管理課の説明は終わりました。  これより建設管理課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 井村委員長  質疑なしと認めます。  よって,建設管理課に対する質疑を終結いたします。  以上で,本日の日程は終了いたしました。  次会は,22日,午前10時再開,教育委員会の部局別審査を行います。  本日は,これをもって散会いたします。                        [閉会 午後 6時12分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....